【2キロ減効果】体はそれほど大きくはなっていないが、アドマイヤアゼリは、近5走で最速の上りを3度マーク。前回も11秒5-11秒7-11秒9という速い上りを、積極的に追いかける戦法も試してみた。鞍上はM・デムーロ。2400mは、馬場や位置取り等々、先週の日経新春杯のグローリーヴェイズでコース操作は手の内に入っている。斤量は2キロ減、これもかなり効く。

　第一本線はフォイヤーヴェルク。江坂特別の馬場は稍重、3か月近い休み明け。競走生活最高の460キロに造ってみたが、手応えほど伸びない。両方が重なり6着に敗れたが、中間CWでも長目から末を伸ばすフォームを確認、和田ならフワッとなるのを抑え根気よく叩き出してくれる。コスモピクシスは近4走がいずれも0秒6差以内、着順は6着だが前回は出遅れながら0秒3差。51キロなら二頭のどちらかを食う可能性がある。

　惑星はノチェブランカ。充電期間を取り入れ、福島の磐梯山特別で大幅に心身が成長。2分40秒2という時計も、開催経過を考えれば500万とすれば上々。前走は出走取り消し、仕上げや輸送競馬にまだ課題は抱えているが、能力そのものはこのクラスでも見劣りなし。やや勝ち味に遅いが、54キロならレプランシュのひと差し。

　52キロのウインガーネット、50キロならエイシンメッセも馬券に加えていい。

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【上位拮抗】以前のムラさが影を潜め安定感が出てきた8アドマイヤアゼリ。勝ち切るまでの脚は持っていないが馬券圏内なら信用できる。3ノチェブランカはスタミナ豊富。5コスモピクシスは51キロなら好勝負。

【順当決着】ハンデ戦とはいえ少頭数で、紛れはなさそうな一戦。近走で優秀な内容を残している、08アドマイヤアゼリを素直に信頼する。55キロならばハンデは何の問題もなく、状態面も一連のいいデキをキープ。相手は、01フォイヤーヴェルクと05コスモピクシスの2頭が上位評価組である。ここは手堅く、◎-○▲の馬連・馬単をかなり厚めに狙いたい。

【小波乱】フォイヤーヴェルクは集中力アップ。体力がついてきたレプランシュ。ノチェブランカはしぶとい。

レベルとしては平均値90台の古馬。しかし安定感のある馬がいない。しかもハンデ戦というので比較がかなり難しい。もうこうなると平均値重視でいくしかない。◎アドマイヤアゼリを筆頭に○フォイヤーヴェルクと▲コスモピクシス。一発☆レプランシュ。

叩き2戦目で確実に良化してきた8アドマイヤアゼリが有力。決め脚は堅実で早めの仕掛けで制する。○は1フォイヤーヴェルクで長丁場は得意で互角。