【モノが違う】クードメイトルの半姉は、皐月賞で1番人気にも支持されたあのファンディーナ。父がディープインパクトからヴィクトワールピサにかわったが、妹は一回り大きな538キロの栗毛。押し出し同様にレースっぷりも威圧感満点。

　1000m通過・1分1秒4のスローを好位で構え、勝負どころでうながすや、みるみる間に先頭。水分を含んだ芝ゆえ数字自体は11秒7-11秒7-12秒7(36秒1)止まりだったが、持ったままの大楽勝は姉と同等か、それ以上のスケールを感じた。まだまだ完成途上ではあるが、モノの違いで押し切れる。

　対抗のグラディーヴァも、父はハービンジャー、母系はエアグルーヴ。秋は秋華賞――少し未来の話になるが、古馬となってエリザベス女王杯など楽しみな逸材。

　ブラックタイド産駒のアックアアルタ、ハービンジャー産駒のエピローグも育っていく過程が面白い。

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【一騎打ち】着差以上にデビュー戦が楽勝だった7クードメイトル。半姉はファンディーナというバリバリのスピード馬。いまの馬場でどんな時計を叩きだすのか。5グラディーヴァの前走は関東遠征で、持てる力が出せなかった。再度関西なら新馬のようなパフォーマンスが戻ってくる。

【逃げ粘る】前走で見せた優秀な先行内容から、牝馬同士であれば今回も期待できそうな02エピローグ。掛かる馬ではないので距離延長は問題なく、今回もマイペースの逃げが打てそうな組み合わせ。デキも引き続き良好である。相手は、03レースガーデンと05グラディーヴァの2頭を上位に。少頭数でもあり、ここは◎-○▲の馬連・馬単主体での勝負をオススメする。

【小波乱】グラディーヴァはセンスがいい。条件が好転するダイシンキャラミ。アックアアルタは立ち回りがうまい。

全頭が距離初経験。コース値90出ている◎レースガーデンを筆頭に見た。着順は出ていないが指数は出ている。相手に○グラディーヴァと▲エピローグ。同レベルで☆アックアアルタと△クードメイトル。

1勝馬クラスなら地力で勝る5グラディーヴァが有力。スタミナ型で長丁場向き。今度こそ決める。○は7クードメイトルで実戦を経験した効果は大きくチャンス。