【目視】アドマイヤジャスタは、中間どれだけの成長があるのか。身体の変化も含め、皐月賞を前に、すみれSで目視しておきたい。2着に敗れはしたが、ホープフルSはサートゥルナーリアを徹底マーク。後半5Fから11秒台が登場する持久力決着を2分1秒8で2着。クラシックレベルの数値は前回で示した。中間7F追いを敢行、調教を強化。一段進化した造りを期待してよさそうだ。

　本線はサトノルークス。全姉タッチングスピーチはローズS勝ち、血統的に成熟は遅め。勝ち上りはデビュー二戦目、11月24日の京都・芝1800m。モレイラが跨り1分48秒4というタイムで快勝したが、三戦目の前回は、1000m通過・59秒6-マイル通過1分35秒2という澱みのないミドルペースを経験、時計も1分47秒4に短縮。2200mでも同じ脚が使えればクラシックにリーチ。

　両者が過剰に意識しあい隙が生じるようなら、ショウリュウイクゾ、キスラー、ルタンブルが2着にチョイ差し。

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【平穏】前走はGI2着。現時点でクラシック最有力候補は最後まで苦しめた4アドマイヤジャスタの力が、ここに入ると1枚も2枚も上。1ショウリュウイクゾはデビュー戦を勝った阪神コースで再び息を吹き返すか。6サトノルークスはエンジンのかかり次第。2着争いなら。

【中心不動】実績的に、ここで負けるわけにはいかない04アドマイヤジャスタ。器用さがあり、阪神の内回りに向きそうなタイプでもある。仕上がりも良好で、この相手関係ならばいたってフツーに勝ち負け。2着を外すケースは考えづらい。相手は、06サトノルークスと01ショウリュウイクゾの2頭。◎-○▲の馬連や、◎→○▲→○▲の3連単など、絞った買い目で勝負だ。

【小波乱】アドマイヤジャスタはレースがうまくなってきた。集中力が増しているショウリュウイクゾ。ルタンブルは根性がある。

能力高い馬が集まったのか少頭数。ほぼ似たような数字のメンバー。距離は全頭が初。今回のデキと適性で勝負は決まりそう。軸は◎アドマイヤジャスタ。絞りたいが絞れない相手。難しいのに妙味なさそうなレースである。

心身がともに充実してきた4アドマイヤジャスタが優勢。自在な脚があり早めの仕掛けで制する。対抗は6サトノルークスで長丁場は歓迎で能力の高さで補える。