【楽しみそれぞれ】ジャミールフエルテは、2歳6月・阪神マイルを鮮やかにデビュー勝ち。いかにも線が細い、あの造りでも、直線ひと伸びできた。4か月を経た萩Sは、458キロ。思ったほどは大きくなっていなかったが、最速の上りを使ってサートゥルナーリアの2着はしっかり確保した。この中間の調教はCWが主体、併せ馬で上り11秒台を連発。馬体に厚みを増し勝ち切れば、クラシックも見える。

　トーセンカンビーナは、セントポーリア3着で復調ムード。関東遠征が続いたが今度はホーム、調教もそのぶん攻めることができ、違った身体造りができているかもしれない。ジャストアジゴロは、右回り二度目。きさらぎ賞3着のランスオブプラーナなど、少頭数ながら、けっこうな好メンバーです。

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【平穏】未勝利勝ちのインパクトがドンドン薄れていった5トーセンカンビーナ。ただ前回が3着も勝ち馬をも凌ぐ内容ある競馬。今回がクラシックに乗せるためのラストチャンス。勝負気配は濃厚。4ジャミールフエルテは化け物にしか負けていない戦歴。まだ本当の実力が、どれほどか見えてなく、上限がわからない魅力に溢れている。

【軽視禁物】前走、格上挑戦のきさらぎ賞で3着に逃げ粘った02ランスオブプラーナ。ケープブランコ産駒というのがナメられやすい理由だが、ここまでに見せてきたレース内容は高く評価できるもの。自己条件ならば大威張りだ。相手は、04ジャミールフエルテと06ジャストアジゴロの2頭を上位に評価。ごく少頭数なので、◎-○▲の馬連・馬単をかなり厚めに狙いたい。

【小波乱】ジャストアジゴロはコースが変わり能力全開。乗り込み十分のジャミールフエルテ。スピードを持続できるトーセンカンビーナが続く。

少頭数。今回90台を出せる馬が上位にくる。すでに出ているところから軸を選ぶ。上位のディープ産駒で◎トーセンカンビーナ。相手に○ジャミールフエルテと▲イルヴェントドーロ。レベル変わらずに☆ランスオブプラーナ。

休養明けになるが臨戦態勢は整った4ジャミールフエルテが優勢。久々だが中身が充実。能力の高さで鉄砲駆けは十分。○は5トーセンカンビーナで末脚は鋭く好走は必至。