【満開】シルヴァンシャーの素質が開花。母はアゼリ、兄姉たちもデビュー時から多くの注目を集めていた。弟もその例にもれず。華奢を承知で、3歳春はつばき賞3着。ここである程度、資質の片鱗は示した。ひと夏を超え秋緒戦、京都2400mを快勝。この距離がいいんだな? 身体も減らなくなった。昇級の堺港特別は、ラスト4Fから11秒9でスパート開始、2000m通過は1分59秒6、走破時計の2分11秒9は、近い将来の重賞路線の記録シートになる。

　アフリカンゴールドも、7月の渥美特別・2分11秒9で、自己条件の準オープン好走は見えている。プリンスオブペスカも好調。ヴァントシルム、メイショウキトラ、プロフェットの変わり身も連下注。

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【実力伯仲】前走の強さが鮮烈だった5プリンスオブペスカ。今までにない一面だっただけに、謎は残るが鞍上との息が合うのだろう。それなら昇級でも通用する。3アフリカンゴールドはじっくり立て直し再出発。3走前の競馬から能力はOP級。4シルヴァンジャーも結果的に3番手評価だが、常に力以上に評価されてしまう血統馬。連勝中だからといって過信は禁物。

【前走評価】前走が本当に強かった、05プリンスオブペスカ。早めに自分から動いて長く脚を使う競馬で、少頭数のここは同じようなレースができそう。藤井騎手の継続騎乗もプラスに出そうだ。この中間も変わりなく順調で、デキにも不安なし。相手は、01ヴァントシルムと08プロフェットの2頭を上位に評価する。少頭数なので、◎-○▲の馬連・馬単主体でいきたい。

【小波乱】メイショウキトラは上積み十分。シルヴァンシャーはスピードを持続できる。立ち回りがうまいヴァントシルムが続く。

ハンデ戦。しかしトップハンデは56キロ。その後に55キロが4頭並ぶ。前走同距離コースでいうと102を出している◎プリンスオブペスカ。勝ち上がって今回もハンデ重くならないのならば十分勝負になれる数字。相手は平均値トップ○ヴァントシルム。前走値109▲シルヴァンジャー。4歳筆頭☆アフリカンゴールドの一発。

確実に地力がアップしてきた4シルヴァンシャーが有力。スタミナは豊富で55キロならチャンスはある。対抗は3アフリカンゴールドで自己条件なら巻き返せる。