【正念場】阪神でネプチュナイトが仕切り直し。二走前の比良山特別は2分9秒7のレコードを計測。しかし、京都コースは異例の高速馬場。馬力血統の同馬がなぜレコードを出せたのか。兄のダンビュライトなどの血統を思えば、むしろ不思議なくらい。次走の東京・緑風Sでも連続して勝ち負けできれば、一気にGIレベルに突入できるかも。しかし、そうは競馬は甘くはない。スローの前残りに3着確保がやっとだったが、思えばレコ勝ちの反動もあったか。坂コースの阪神なら、反転攻勢が期待できる。

　ノチェブランカ、ロサグラウカも、似たようなキャリアの、パワー型の4歳馬。タイセイトレイル、マイネルヴンシュの粘り込みなど、開催替わり、ハンデ戦だけに、連下は丁寧に。

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【上位拮抗】この頭数なら楽に先手が奪えそうな6ケンホファヴァルト。近走逃げてはいるが、先頭に立つまで、ややモタモタしていることが最後の粘りに影響しているとすれば、今回は着順を上げてきそう。4ノチェブランカは関西圏で結果を残していないが、血統的に母系は遅咲き。そろそろ本格化しそう。5タイセイトレイルは近走充実。コース実績のなさは気になるが勢いで。

【好位差し】好位からキッチリ前を捉まえられそうな、05タイセイトレイルを本命視。近2走で見せている先行内容はかなり濃く、この条件も合いそうな印象である。大トビなので、外回りで少頭数というのはベスト条件。稽古での動きも上々だ。相手は、04ノチェブランカと06ケンホファヴァルトの2頭を上位に。ひねらず素直に、◎-○▲の馬連・馬単主体でいきたい一戦である。

【小波乱】ノチェブランカはこのコースが合う。先行力があるケンホファヴァルト。粘り強いララエクラテールが踏ん張る。

全頭平均値90台上。しかも上下差はわずか5。これは平均値では見えてこない。前走値105◎タイセイトレイル。相手に○ノチェブランカと▲マイネルヴンシュ。ヘリファルテ回避で一発候補に☆ネプチュナイト。

4歳を迎えて大幅にパワーアップしてきた5タイセイトレイルが優勢。自在な脚がありスタミナは豊富。額面通りなら勝機だ。次位は4ノチェブランカで長丁場は得意でチャンスはある。▲は1マイネルヴンシュで長丁場は堅実。