【バージョンアップ】マイラプソディは、予測をもう一段上回る大物かもしれない。母は北米11勝(GI・ラブレアS勝ち)という良血。ただし、初陣は後肢も腹回りもゆるゆる。加えて、前半1000m通過は65秒7のスロー。差し馬にとっては難しい流れになったが、能力など、上り勝負は織り込み済みだったのだろう。

　変に急がせたりせず、構えは大きく、直線を向きエンジンが回り始めるのを待ち、12秒0-11秒3-11秒2(3Fは34秒5)というレースラップを34秒0で串刺し。11秒を切る瞬足ラップで、ゴール前グンとひと加速して伸びてきた。調教の精度は大幅にアップ、時計もそれに付随し更新可。ワンターンの阪神9Fは才能で突破。相手はグランスピード、メイショウラツワンの二頭。

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【相手探し】前走、見た目以上に強い内容で勝利した1マイラプソディ。ひとたび調教すると、多くのトラックマンの視線が集まる注目馬。ここは通過点。4グランスピードは前走で学習能力の高さを見せつけた。実質一騎打ち。3連単1点で良いのでは。

【逆転まで】将来性の高さならば01マイラプソディだろうが、現在の馬場バイアスや先行内容などから考えると、04グランスピードが押し切れる可能性も十分あるはず。この父らしいスピードとパワーを活かして、しぶとい競馬が期待できそうだ。相手は、01マイラプソディと02メイショウラツワン。◎を1着に固定した馬単2点が、このレースの勝負馬券だ。

【小波乱】メイショウラツワンは伸びしろが大きい。レースがうまいグランスピード。マイラプソディは仕上がりがいい。

毎年頭数は少ないレースだが今年はなんと5頭立て。近年ここまでの少頭数はない。昨年は2着ヴェロックス、一昨年は1着ワグネリアンと出世レースになっている。初戦勝ち◎マイラプソディと○メイショウラツワン。3頭目▲グランスピードまで。

潜在能力は極めて高い1マイラプソディを推す。切れ味は抜群でオープンでも額面通りなら抜け出せる。○は2メイショウラツワンで実戦を経験した効果は大きくチャンス。