【祖母はコスモヴァレンチ】マイネルグリットが続伸。重馬場だけに、新馬戦の時計は一見平凡。しかし1000m通過は60秒4-1400m通過・1分24秒2という平均ペースを踏み、11秒9-11秒9-12秒4(3Fは36秒2)というレースの上りを35秒3で寄り切り。祖母はコスモヴァレンチ(小倉2歳S)、母は函館2歳S2着。ふたを開けたら平坦6Fのタイム勝負が、ドンピシャだったというケースも多いにあり得る。

　対抗のダンツウィザードも、馬場差2秒を勘定すれば、初陣の1分11秒4は案外良質。ゼンノジャスタも、デビュー戦は重馬場で1000m通過は59秒5。ラスト3Fのレースラップは12秒1-11秒6-13秒1という上りをゴール前でもうひと粘り。1分24秒2も、馬場を考えれば上等の部類だろう。ヒメサマ、ホープホワイトが押さえ。

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【上位拮抗】デビュー戦は中京のマイル。当初の計画を曲げてまで相手レベルの低いここを選んできた5マイネルグリット。前走のレースっぷりから距離短縮はむしろプラス。7ダンツウィザードはスピードが勝っている馬。小倉に変わったほうがレースはしやすい。1ヒメサマも軽い芝なら斤量増えても対応。

【前進期待】新馬戦がまだまだ奥がありそうな内容だった、07ダンツウィザードを本命に推す。本質的には軽い芝のほうが向きそうなタイプで、レースを経験しての上積みも大きそう。スタートを決めて先行できれば、勝ち負けだ。相手は、05マイネルグリットと01ヒメサマの2頭を上位に評価。少頭数でもあり、◎-○▲の馬連・馬単主体での勝負をオススメする。

【小波乱】マイネルグリットは能力上位。先行力があるゼンノジャスタ。アイファーパープルは距離短縮を利して踏ん張る。

小倉は最終週まで続く2歳OP芝1200m戦3つのうちの1つめ。毎年少頭数だ。同距離コース76◎ヒメサマ筆頭。相手○ダンツウィザードと▲マイネルグリット。一発☆ゼンノジャスタ。

実戦を経験して大幅な変わり身を見せている5マイネルグリットが有力。距離短縮は歓迎で末脚が更に引き出せる。○は7ダンツウィザードで、小回りで身上のスピードが引き出せる。