【嬉しいびっくり】前走の東京2400m戦は、嬉しいびっくり?アンティシペイトは、ステイヤーだったのか…。デビュー四戦目、中山・芝1800mを勝ち上がった際の時計は1分49秒1。全体時計は地味、しかし上り推定ラップは11秒6-11秒3。中山の急坂でマズマズの数値を計測していた。

　ルーラーシップ産駒らしく時折敏感。だが、前走の追い切りではダービー出走のサトノフラッグと併せ馬で併入。上りは11秒9、こんなに調教で動く馬だったっけ?――

　調子がいいのはわかったが、2400m適性のイメージがわいてこない。半信半疑のまま前走を見ていたが、1000mは59秒5-2000mは2分0秒7で通過。上り3Fは11秒6-11秒6-11秒8(35秒0)。ディープ産駒のような10秒台の加速ラップこそないけれど、終わってみれば2分24秒1。先週のオークスより0秒3速いタイム(笑)でまとめた。

　札幌入りに5F追いを4本消化、3連勝を決めれば一気に菊の舞台が視界に入ってくる。

　二の筆頭はウォルフズハウル。二走前の燧ケ岳特別圧巻。キャリアはまだ[2124]、休み明けをひと叩きし気合も一変。

　バイキングクラップは、いろいろ緩さを残しながらも、1勝クラスは素質で突破。まだ上積みも期待できる。ヨーイドンの決め手勝負ならゴースト。

　プリマヴィスタは馬体を増やしつつ粘り強く前走2勝目。自己条件で2600m適性を今一度確認したい。トロピカルストームも連下拮抗。

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【順当】良血馬がようやく軌道に乗ってきた10アンティシペイト。現状ゆったり走れる距離があっており、この距離なら小回りも気にしない。8ゴーストは器用さに欠けるが脚力は本物。5トロピカルストームは経験豊富で、混戦になればなるほど良さが活きる。

ハーツクライ産駒が圧倒的に成績出ているコースでやはり同産駒4頭も出走。なかでも2走前同距離101出ている◎ウォルフズハウルを軸抜擢。前走では一気に落としているが横山武鞍上で前進見込める。相手に3歳で前走値97○アンティシペイト。以下に▲バイキングクラップ、☆トロピカルストーム、△ゴーストを評価。

休養効果で中身が充実してきた10アンティシペイトが主力。長丁場向きで先行策からねじ伏せる。対抗は9ウォルフズハウルで洋芝向きで決め脚は上位。