11R

エルムS

15:35発走 / ダ1700m (右) / 天候:曇 / 馬場:良
1回 札幌 6日目 サラ系3歳以上 オープン       (国際)(指) 別定 14頭
本賞金:3600,1400,900,540,360万円
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ラップ理論を駆使 丹下日出夫の予想

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丹下日出夫

買い目
券種・買い目 組み合わせ・点数
馬単1着流しマルチ
1着

13

相手

2

3

6

8

10

12

12通り 各300円

3連単1着2着流しマルチ
1着

13

2着

8

相手

2

3

6

10

12

30通り 各100円

3連単1着2着流しマルチ
1着

13

2着

12

相手

2

3

6

8

10

30通り 各100円

丹下日出夫の見解

【時を超えて】5歳夏、タイムフライヤーのダート戦線の活躍はこれから。

 2歳暮れ、ホープフルSで芝の重賞タイトルも手に入れた。しかし、腰のハマりが今一つ。体調立て直しの時期も長く、折り合いを教え込むなど、ダートにもいくつか課題があったが、昨年10月のGIII・武蔵野Sを1分34秒8で2着。本年のGI・フェブラリーSは、直線半ば一旦先頭と見せ場を作った。マーチSは、道中制御が効かず、粗っぽい競馬で9着と沈没したが、ルメールに手替わったマリーンSは、1000m通過・59秒5というHペースを見越し道中は中団。3-4コーナーを滑るように追い上げ、直線は後続を0秒6と突き放す独走を演じた。目下のデキの良さ、能力、距離適性など再確認できた。中間は育成牧場に放牧に出しての札幌参戦となるが、鞍上も最終追い切りで息遣いも確かめている。

 逆転があればウェスタールンドの破壊力。去勢などを施し、ダート転向は6歳の北海道シリーズ。豪快な4角まくりに成功、2018年のチャンピオンズCは直線鋭く2着に急浮上。2019年シリーズは体調を崩し好結果を残せなかったが、本年はダイオライト記念2着。アンタレスSは後方待機を決め込み、馬の気に任せ3コーナー過ぎから一気の追い上げ。終わって見れば1分49秒8という好タイムで2着を0秒3差にねじ伏せる完勝をとげた。8歳の今こそがピーク、札幌1700ダートでも同じシーンが十分描ける。

 ハイランドピークは、夏の北海道シリーズは、2018年はマリーンS2着→エルムS1着、2019年は大沼S6着→エルムS2着。2020年も休み明けの大沼S3着をひと叩き、構想通りの変わり身を示している。エアスピネルはクラシック三冠の皐月賞・ダービーが4着、菊花賞3着。芝でもGIにあと一歩のところにせまった地力の持ち主。脚元との戦いに苦しんでいるが、一年振りの実戦・初ダートのプロキオンSを1分22秒1で2着。連続して走れるか――脚元さえもてばダートGIIIでも格上主力。マリーンSは乱ペースに泣いたが、リアンヴェリテは今回は単騎逃げが濃厚。アナザートゥルースも、兄サウンドトゥルーの背中を追い、6歳夏さらなる飛躍を目指す。

至高の頭脳 須田鷹雄の予想

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須田鷹雄

買い目
券種・買い目 組み合わせ・点数
3連複フォーメーション
1着

9

11

2着

1

8

9

10

11

12

13

相手

1

8

9

10

11

12

13

25通り 各400円

須田鷹雄の見解

 エルムSは4,5歳馬の成績が良く、6歳以上馬がいまひとつのレース。5歳と6歳の成績差はかなり大きい。
 今年は4歳馬不在で5歳馬が少なく、6歳以上馬がかなりの割合を占めるというメンバー構成。しかも6歳以上馬に実績のある馬が多く人気にもなりそうなので、5歳馬から入る価値がある。
 馬券は◎ロードゴラッソと○アルクトスのどちらかが馬券に絡む前提の3連複でいきたい。◎は重賞実績豊富なわりに今回は人気にならない。前走の大敗や休み明けに伴う状態面などマイナス材料はあるが、もともと大敗と好走を繰り返す馬なので、負けた直後のレースで狙う価値はある。○は左回りの1400?1600mにこだわってきた馬だが条件戦では福島の1700m勝ちもあるし、位置はとれるタイプなので期待したい。

徹底データ分析 コンピューター予想の予想

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コンピューター予想

予想印
1ヒラボクラターシュ(14人気)
11アルクトス(6人気)
9ロードゴラッソ(11人気)
8ウェスタールンド(2人気)
買い目
券種・買い目 組み合わせ・点数
馬単BOX

1

8

9

11

12通り 各400円

3連単BOX

1

8

9

11

24通り 各200円

コンピューター予想の見解

各馬の上昇度・脚質・騎手・調教師・血統データを「先週最も儲かった」設定で解析。導き出された4頭の馬単・3連単ボックスで勝負!

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攻めの予想 netkeibaローカル本紙の予想

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netkeibaローカル本紙

買い目
券種・買い目 組み合わせ・点数
馬単1着流しマルチ
1着

6

相手

2

3

8

9

11

12

12通り 各300円

3連単1着2着流しマルチ
1着

6

2着

12

相手

2

3

8

9

11

30通り 各100円

3連単1着2着流しマルチ
1着

6

2着

8

相手

2

3

9

11

12

30通り 各100円

netkeibaローカル本紙の見解

【先行有利】前走は完全に自分の競馬を潰された6リアンヴェリテ。ただ今回は56kgに加えて、逃げたい馬が激減。自分の展開に持ち込めると、2走前に差し返して2着を確保したように相当しぶとい。12ハイランドピークは前走休み明けの分止まってしまったが、上々の内容。ここに賭ける意気込みはメンバー屈指。8ウェスタールンドは小回りコースならば一気にまくる競馬もできる。差しタイプなら、この馬が一枚上。

元騎手ならではの視点、展開重視 鈴木麻優の予想

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鈴木麻優

予想印
9ロードゴラッソ(11人気)
6リアンヴェリテ(7人気)

鈴木麻優の見解

※8/2時点での想定に基づいた予想になっておりますので、回避馬が含まれるケースがございます。あらかじめご了承ください

 札幌ダート1700mで行われるGIII戦。舞台となるこのコースは小回りの札幌を一周するコースですから先行内枠有利。ここを意識して馬券構成していきたいとおもいます。

 本命視しているのは、ロードゴラッソです。ある程度の位置から安定した差し脚を持っている子で、前走は決め手勝負になりやすいコースでも1秒以内にまとめた点は立派です。重賞で毎度安定して走れている点もいいのでこの子に期待します。

競馬記者の決断 鈴木正の予想

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鈴木正

予想印
13タイムフライヤー(1人気)
2エアスピネル(3人気)
6リアンヴェリテ(7人気)
8ウェスタールンド(2人気)
11アルクトス(6人気)

鈴木正の見解

※8/2時点での想定に基づいた予想になっておりますので、回避馬が含まれるケースがございます。あらかじめご了承ください

 前哨戦のマリーンSを快勝したタイムフライヤー。あっという間に先頭に立っての圧巻の強さ。GIホースが立て直した以上、引き続き警戒すべき。エアスピネルも芝の実績馬。初ダートのプロキオンS2着は地力のなせる業。叩いた上積みも見込める。リアンヴェリテは前走、逃げられず自分の形をつくれなかった。先手なら当然、怖い1頭。ウェスタールンドは札幌のダートは未知だが能力的にはここでも上位。アルクトスも安定している。

魅せるデータ力 伊吹雅也の予想

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伊吹雅也

伊吹雅也の見解

※8/2時点での想定に基づいた予想になっておりますので、回避馬が含まれるケースがございます。あらかじめご了承ください。

 馬齢と年明け以降の戦績がポイント。「馬齢が6歳以上、かつ“同年、かつJRA、かつ重賞のレース”において2着以内となった経験のない馬」は2016年以降[0-1-0-30]でした。

 また「前走の4コーナー通過順が7番手以下だった馬」は2016年以降[0-0-0-13]、「枠番が5-8枠、かつ前走の4コーナー通過順が4番手以下だった馬」は[0-1-0-19]。先行力が高くない馬は基本的に信頼できません。

 なお「父にサンデーサイレンス系種牡馬を持つ馬」も2016年以降[1-1-1-25]と安定感を欠いています。

 今年は一長一短のあるメンバー構成になりそうですが、不安要素が比較的少ないのはアナザートゥルース。あとはアルクトスエアスピネルハイランドピークあたりも、オッズ次第では楽しみです。

最速予想 netkeiba編集部の予想

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netkeibaデスク

netkeiba編集部の見解

 歴代の勝ち馬には、アドマイヤドンローマンレジェンドといったチャンピオンの名前も見られるが、14年にレースの施行時期が繰り上げられたことに伴って、秋のGI戦線を見据えるようなトップクラスの参戦は減少傾向にある。同時に人気馬の信頼度も低下しており、近6年で1番人気は[0-1-2-3]。

1.前走で人気していた馬

 函館開催だった13年を除く過去9年、前走で3番人気以内だった馬は[7-4-5-31]で複勝率34.0%なのに対し、前走で6番人気以下だった馬は[0-4-2-41]で複勝率12.8%。前走で上位人気に支持されていた馬が中心となる。

2.距離延長は苦戦気味

 過去9年で、距離延長での臨戦だった馬は[0-2-0-16]で複勝率11.1%と不振気味。対して、前走も1700mだった馬は[6-3-3-42]で複勝率22.2%、今回距離短縮だった馬は[3-4-6-32]で複勝率28.9%。

3.函館より早めに動いて行きやすいコース

 函館ダート1700mは2コーナー出口から4コーナーまでに約3m上るのに対し、札幌は平坦。またコーナーも札幌の方が緩いため、札幌は函館に比べると道中から動いて行きやすいコース形態だと言える。このエルムSも、15年にジェベルムーサが一気の捲りで制したのを筆頭に、4角までに早めに動いて行くという立ち回りがハマるケースがしばしばあり、過去9年の勝ち馬の2-4角の平均位置取りは[7.0-4.6-2.8]となっている。

 ウェスタールンドは前走のアンタレスSを快勝。向こう正面では前から10馬身以上離れた後方2番手に位置しながら、3-4角で外を回って追い上げ、直線入り口で約4馬身差まで詰め寄ってそのまま後続を置き去りにするという非常に強い内容だった。今回はコース替わりがカギとなるが、思い返せば2年前に初ダートの函館ダート1700mを捲るように追い上げる競馬で勝っており、札幌をこなせないはずはない。むしろ、札幌でパフォーマンスをさらに上げてくる可能性も十分あり得る。

 ロードゴラッソは先行力があり、小回りにも対応可能。叩いて良くなるタイプだけに間隔が空いたのがカギも、実力は見劣りしない。エアスピネルは小回り替わりプラス。ただ一瞬の脚しかないため、立ち回りがカギとなる。

 ハイランドピークは前走余裕残しも好内容。本レースの実績はピカイチで今年も侮れないだろう。以下、札幌は意外と合いそうなアルクトス、器用さに欠けるが脚力だけなら最上位のサトノティターン、条件合うが過剰人気のタイムフライヤー

“絶対数感”の持ち主 大石川大二郎の予想

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大石川大二郎

買い目
券種・買い目 組み合わせ・点数
馬単1着流しマルチ
1着

13

相手

2

3

8

10

11

12

12通り 各300円

3連単1着2着流しマルチ
1着

13

2着

8

相手

2

3

10

11

12

30通り 各100円

3連単1着2着流しマルチ
1着

13

2着

12

相手

2

3

8

10

11

30通り 各100円

大石川大二郎の見解

110台もゾロゾロあるいかにものダート重賞戦。前走値120で平均値トップは○ウェスタールンドだが初の札幌で合うのかどうか。まあ函館の同距離戦でもキッチリ走ってるのでそんなに心配はないのだろう。だが軸向きなのは同じく平均値トップの◎タイムフライヤーか。同距離コース115持つ▲ハイランドピーク。休み明け叩いて上昇あるかもの一発☆エアスピネル

元祖“情報” 田沼亨の予想

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田沼亨

買い目
券種・買い目 組み合わせ・点数
馬単1着流しマルチ
1着

13

相手

3

5

8

10

11

12

12通り 各300円

3連単1着2着流しマルチ
1着

13

2着

10

相手

3

5

8

11

12

30通り 各100円

3連単1着2着流しマルチ
1着

13

2着

8

相手

3

5

10

11

12

30通り 各100円

田沼亨の見解

夏場を迎えての成長が著しい13タイムフライヤーを推す。叩いた上積みは必至で56キロで臨めるなら末脚がフルに生かせる。次位は10アナザートゥルースで先行力は上位でチャンスは十分。▲は8ウェスタールンドで仕上がりは良好で重賞連勝の可能性は十分。

厳選予想 ウマい馬券