【上位拮抗】サトノフォーチュンは楽な手ごたえで古馬に先着。推進力あるフットワーク魅力で仕上がりも良く好勝負必至。ウインザナドゥも追われつつ良化し今週の動きも素軽さ十分で力量発揮を期待。ガトーバスクも態勢整いゆったりとした動きで距離もOK。アイリッシュムーンは粗削りながらアクション良好。グランスエーニョもキビキビしており、フルネーズやタイキドミニオンなどにも注意が必要。

【雰囲気が似ている】ガトーバスクは、前年の木村厩舎のオルフェ産駒、オーソリティと似た雰囲気がある。母は6-7ベースのスピード系だったが、父にオルフェーヴルを迎え、胴伸びのいい、530キロ近い中距離系にスイッチ。目いっぱいに攻めてはいないが、古馬相手に併せ馬で遅れなし。グランスエーニョも、キズナ産駒らしく、身体も攻め馬は、やや硬質ながら、調教の動きは水準より上。もう一本強いところが欲しかったが、サトノフォーチュンもディープ産駒らしい存在感あり。一見地味だがウインザナドゥは走りに無駄が少ない。フルネーズ、カガフラッシュ、タイキドミニオンなど、連下はチョイ荒れ。

　福島芝2000mの新馬戦は3-5ハロン目はゆるむものの、残り800mか場合によっては1000mからペースが上がって、なんだかんだ距離のもつ血統が来ることも多い。調教内容は普通だがディープインパクト産駒というだけで期待できる◎サトノフォーチュンを軸に。

【上位拮抗】9サトノフォーチュンは仕上がり良好で条件的にも合いそう。11ガトーバスクは初戦から動けそうなタイプで地力的にも上位だろう。4アイリッシュムーンは決め手をいかせる展開になれば首位争いに加わりそう。2グランスエーニョは乗り込み順調で善戦以上が期待できる。底力がありそうな3ソラフネ、10ウインザナドゥにも要マーク。

突出した馬がいない。そのかわりにおそらく人気下位まで十分やれるような混戦メンバー。デキはまずまずの馬が多いので。適性をどこまで見極められるかの勝負になりそうだ。まず筆頭から悩んでしまう。重くなりそうな馬場でスタミナ勝負できそうなのは◎ウインザナドゥ。あとは印以内に相手が拾えるかどうかだけ。

潜在能力は高い9サトノフォーチュンが主力。血統背景も魅力で初戦から期待できる。対抗は11ガトーバスクで迫力がある動きから実戦タイプ。