※特別登録段階の予想ですので回避馬が含まれるケースがございます。あらかじめご了承ください。
春の新潟開催の目玉となるレースで、上半期のローカル中距離路線を締めくくる一戦という面もある。過去10年で1番人気馬が連対したのが1年しかなく、また過去10年中6年で10番人気以下の馬が馬券に絡む決着となっているように、非常に荒れやすいのが一つの特徴だ。
1.前走の着順に注目
過去10年の勝ち馬10頭中、9頭は前走で4着以内だった。荒れやすいレースではあるが、大敗して人気を落としていた馬が一気に変わり身を見せて勝利、ということは稀。ただし、2・3着には前走10着以下だった馬が7頭好走している。
2.差し・追い込みが届きやすい
過去10年の勝ち馬の平均4角通過順は7番手。また、過去10年中8年で、4角10番手以下から差してきた馬が1頭以上は馬券になっている。基本的には差しが優勢な一戦だ。
3.持続力が必要
新潟外回りは直線が“長過ぎる”ので、上級条件では特に、ヨーイドンの瞬発力勝負よりロングスパートの持続力勝負になりやすい傾向がある。よって、より長い距離や小回りコースで好走歴のある馬が活躍するケースが多い。例えば、昨年の勝ち馬
メールドグラースは2200mを連勝してきており、一昨年の覇者
スズカデヴィアスはそれまでにローカル小回り重賞で複数回3着以内に入っていた。
ドゥオーモは前走の
小倉大賞典で2着。格上挑戦ではあったが、早めに動く競馬で粘り込んでみせた。近走の小回りでの好走から分かる通り、
ディープインパクト産駒としては瞬発力より持続力に秀でたタイプで、東京や京都などよりは新潟の方が合っているだろう。ハンデ戦なら、引き続き出番があってもおかしくないだろう。
除外対象だが、
サトノクロニクルも面白い存在。前走は馬場の悪い内を終始通った競馬で力負けではない。実績は上位で、出走すれば上位争いを期待できるだろう。
インビジブルレイズは新潟がどうかも、ここ2戦の内容が秀逸。前走を見る限りフロックではなく、混戦のここならマークは必要だ。
エアウィンザーは休み明けがどうか。元々叩き良化型であり、新潟も向いているわけではない。次に向けた走りを期待したい。以下、新潟は合いそうだが長期休養明けがカギとなる
サラス、成長著しく底を見せていない
ブラヴァス、距離延長微妙も素質高い
レッドガラン。