【相手探し】ここで勝ち星を積み上げ、
ルリアンは秋の重賞戦線へ備えたい。
2歳7月の中京2000mの新馬戦は0秒1差の2着に敗れたが、復帰戦の3月・阪神2200m戦は、496キロから520キロへと増量し、アッサリてっぽう勝ち。続戦はマイナス6キロにひと絞り。残り4F標識からロングスパートをかけ、11秒9-11秒9-11秒5-11秒8(3Fは35秒2)という底力勝負を34秒6で楽々と抜け出してきた。
ラジオNIKKEI賞は痛恨の出遅れ。1000m通過・59秒6のミドルペースを、終始外にモタれ加減。かなりのロスがありながら、能力で5着に踏ん張った。枝分かれはしているが、牝系の大本は
バレークイーン。川田Jの丁寧な手綱をもってすれば、2勝クラスは通過点でいい。
二の筆頭は
シーオブザムーン。平坦・新潟仕様の典型的なハンデ
キャップホース、53キロなら三走前の外強襲の再現を期待していい。
ディライトプロミスは、岩田望Jが苦心の操作で近2戦小差の4・5着。動かしどころを微調整すれば、あわやのシーンを演出できる。時計対応にまだ課題を残しているが、3歳馬
ターキッシュパレス。
ストロングレヴィル、
アドラータ、
ハギノカエラなど連下は横一線。