※特別登録段階の予想ですので回避馬が含まれるケースがございます。あらかじめご了承ください。
昨年の覇者
コントレイルは今年無敗のクラシック三冠を達成。また、それ以前にも
ワグネリアン、
サトノクラウン、
イスラボニータ、
ディープブリランテ、
サダムパテック、
ローズキングダム、
ナカヤマフェスタなど後の活躍馬が多く輩出されてきた。2歳戦屈指の出世レースだ。
1.決め手勝負になりやすい
より短い距離に適性がある馬は前週までの京王杯やデイリー杯に向かうため、中距離タイプが揃う東京スポーツ杯はスローペースになるのが通例。レースの上がりは速く、末脚のキレが問われるレースになることが多い。
2.上がり3F33秒台の経験が必要
過去10年の勝ち馬10頭中8頭は、それ以前に上がり3F33秒台の末脚をマークした経験があった。また、いずれの勝ち馬も前走は控えて上がり1-2位の上がりを使っていた。
3.キャリア数に注目
過去10年、キャリア数が1-2戦の馬は[7-10-7-46]で複勝率34.3%なのに対し、キャリア3戦以上だった馬は[3-0-3-50]で複勝率10.7%。それまでの経験数より、素質を重視したい。
ドゥラヴェルデは7月に新潟芝1800mの新馬戦で、上がり3ハロン33秒1の末脚を発揮して快勝。もたれる面は見せていたが、2着に3馬身差を付けており水準以上の能力があるのは間違いなさそうだ。入厩後は順調に調整が進み、休み明けでも力を出せる態勢にありそう。ここも期待したい。
ダノンザキッドは阪神芝1800mの新馬戦を3馬身差快勝。新馬戦の内容としては非常に優秀で、昇級は問題なさそうだ。だが、キレ勝負になると見劣る可能性はある。
モリノカンナチャンは前走出遅れが響いた形。好走条件には合致しない馬だが、一発に警戒しておきたい。
ジュンブルースカイは東京合いそう。時計勝負がどうかも少頭数なら印は外せない。
プラチナトレジャーは良馬場の方がキレ味が活きそう。この馬も時計勝負が未知数だが、スローペースなら。