【青写真通り】
フィードバックの躍動再び。明け3歳の2月デビュー、まだ体質は弱い。しかし[3101]という少ないキャリアの中で、東京1600ダートで新馬勝ちを果たし、9月の中山で2勝目をマーク。二走前の
昇仙峡特別は2100mに一気に距離延長。前半は折り合いを重視、慎重に外を回したぶん、4着に終わったが、差は0秒4差。いろんな意味で2勝クラス突破の収穫はあった。続くチバテレ杯は後続に3馬身差の快勝、中山9Fの走破タイムを1分53秒1に短縮。前走後の目標はすぐさまここに設定し、DWで予定通りの調教メニューを消化してきた。
当面の目標は
北総S2着の
リワードアンヴァル。二走前の奥羽Sは砂を被って頭を上げ、思わぬ大敗を喫してしまったが、函館シリーズは1分44秒台の好記録で2着を1秒以上もチギる2連勝を果たした。京都9F2着もあり、先手さえ奪えれば中山も問題ないことが前走でわかった。
三番手は
アシャカトブ。9月の中山・1分53秒0というタイムは、同時期の1勝クラスでは特筆モノ。続く2100ダートの
赤富士Sを2分8秒6で2着に踏ん張ったが、前進気勢が強すぎ晩秋Sはリキんでしまったか。中間ガス抜きも込みでリフレッシュ、[2100]の中山9Fで巻き返し。
カナシバリの勢いも差はない。チバテレ杯は0秒5差に敗れたが、
初茜賞は510キロに馬体を増やし、伸び脚鋭く1分53秒2に時計を縮めた。少し不器用な追い込み馬だが、
バンブトンハートは近三走2・1・1着と気力充実。
テイエムチェロキーも、レベルの高い関西で二戦続けて1分51秒台で好勝負を演じてきた。