【上位拮抗】ランドオブリバティは初戦接戦も馬場に苦しみながらも勝ち切ったことを評価。伸びしろ大きく推進力も前走以上で連勝に期待。アランデルも初戦僅差の勝利も内容は上々で休み明けも前進気勢十分で好勝負。ブラックラテはいい脚を長く使える利点を生かして勝ち負け狙う。ヴィゴーレも着実に上向きで上位争い。テリオスルイも脚力見劣らず、ヴェローチェオロとフルネーズにも注意したい。

【北の馬から】ハービンジャー産駒、アランデルの持続力のある末脚に注目。新馬戦はスタートして3Fめが13秒9という超スロー。折り合いに難渋し、頭をあげパオパオしている馬も多かった。レースが動いたのは4Fすぎ、向こう正面すぎ。しびれを切らした人気馬が、12秒3と一気にピッチをあげ、これを追って本馬も進撃開始。残り4Fのレースラップは12秒1-11秒9-11秒6-12秒2(3Fは35秒7)。時計は1分52秒4止まりだが、後半1000mを、ほぼ11-12秒前半秒台で走破。同じハービンジャー産駒のブラストワンピースに似た特性を備えている。強敵は札幌2歳Sを1分48秒9・6着で走ったヴィゴーレの経験値。ヴェローチェオロは同レースを連闘で5着。勝ちに逸ったぶん9着に沈んだが、ウインルーア、ウイングリュックも、脚の使いどころを整備すれば巻き返し十分。

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【上位拮抗】9アランデルは初戦辛勝でも中間上々で、今回の顔ぶれならチャンス大。3ランドオブリバティも素質的に互角以上で首位争いが期待できる。8フルネーズは底力がいきる流れになれば勝機あり。4ブラックラテは今回も仕掛けひとつで上位食い込みが可能だろう。7ヴェローチェオロは時計がかかる展開なら一発も。

【小波乱】ブラックラテは良化一途。潜在能力が高いテリオスルイ。フルネーズはしぶとい。

土曜日の馬場はどうなのだろうか。週中は晴れもあったので軽くなるのかどうか。初戦不良馬場の新潟同距離で先手取って粘り切った◎ランドオブリバティ。ディープ産駒ながらのキレではない面で中山向きかも。初戦値不良の75ならば上々。相手に○テリオスルイ、▲アランデル。札幌2歳S組から数値上位の☆ヴェローチェオロ、△ヴィゴーレも。

デビュー戦に鮮やかな切れ味を見せた9アランデルが主力。実戦を経験した効果は大きく連勝は可能。○は7ヴェローチェオロで成長力があり潜在能力は高い。