【急成長】
サトノダムゼルの急成長に、予想も追いつけ追い越せ。兄
アニマルキングダムは、
ケンタッキーダービー、ドバイワールドCの覇者。種牡馬として日本に輸入、近々産駒たちを見るだろう。9番仔の本馬は、3歳6月とデビューは遅かったが、3連勝を果たし
秋華賞に駒を進めた。いきなりのGIはさすがに厳しく13着とハネ返されたが、自己条件に戻り2・1着。
滑り込みで参戦した
新潟記念は7番人気。調教などから気配の良さは感じとれていたが、当日のパドックを見てビックリ仰天。薄い皮膚、肌は
ピカピカ。身のこなしは柔らかく軽く、一気に重賞レベルの馬へと進化しているじゃないか。なんて、1000m通過・61秒9というスローペースを見越し、残り4F標識から果敢に進発。10Fは1Fが長く、最後はひと呼吸追い出しを遅らせた馬たちの餌食になってしまったけれど、上り3Fのレースラップは10秒8-10秒7-11秒6。このラップ構成なら、いずれは重賞。オープン特別では、もはや格上?
まともなら相手は
ガロアクリーク。
キンシャサノキセキ産駒ながら、
スプリングSを上り33秒8で一閃。乱戦の
皐月賞を3着、ダービーも一旦伸び掛かる感じで6着入線。3000mの
菊花賞はスタミナ切れしてしまったが、9-10Fに戻せば重賞の2-3つはいける。若干急仕上げだが、リステッドレースなら見苦しい競馬にはならないだろう。
順調さなら
ウインイクシード。中山は[2413]、1800mに限れば[1100]。休み明けをひと叩き、勝負はここ。どこか危うい箇所を抱えているようだが、
ロシュフォールは、見た目の姿はいい。右回りなどに課題もあるが、素材は文句なし。単勝があっても不思議はない。
パッシングスルーは、中山2000m・
紫苑Sを1分58秒3で優勝。良馬場、リステッドレースなら反撃十分。
ホウオウピースフルも、パドック、返し馬で落ち着いていれば、巻き返しがあっていい。連穴は
トーラスジェミニの逃げ。