【併せ馬で圧倒】フライライクバードが、自己条件から再出発。母はフラワーC3着、姉シングウィズジョイ(父マンハッタンカフェ)は、フローラS優勝し、エリザベス女王杯を2着した頑張り屋だった。スクリーンヒーロー産駒の半弟は、勝ち上りは4戦目、阪神2400mを上り33秒8で楽勝。ほほう。長いところはいい脚が使えるな。続くアザレア賞も、残り4Fから11秒8にペースアップ、上り3Fは11秒5-11秒3-12秒1(34秒9)。直線を向き、内から張られ身体を当てられるシーンもあったが、フォームは崩れず、自身34秒6でひと伸び。青葉賞は、マイナス2キロとはいえ馬体はギリギリ。疲れもたまりガス欠を起こしてしまったが、秋に向け10日には、セントライト記念に出走するヴァルコスを7F追い、併せ馬で圧倒。再浮上の体力がついた。アリストテレスも出雲崎特別は見降ろしの楽勝、上り33秒2という高速ラップも出せた。全体時計は平凡ながら、ヒートオンビートも将来の有力マラソンランナー。二走ボケが少し心配だが、ダブルフラットもアッサリがあるか。トウカイデュエル、エレヴァルアスールの勢い注。

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【順当】鞍上も能力の高さを買っている9フライライクバード。抜けた決め手の持ち主。6ヒートオンビートは自分から動ける脚質で中京は合う。8ダブルフラットは近走安定。ルメール騎手で追加のスパイスも加わった。

【順当決着】春の青葉賞では2番人気に推されていた、09フライライクバード。結果は8着でダービー出走は叶わなかったが、敗因は熱中症だとハッキリしている。立て直されて自己条件に戻れば、力が違うはず。相手は、08ダブルフラットと06ヒートオンビートの2頭が上位評価組だ。順当に決まるとみて、ここは◎-○▲の馬連・馬単をかなり厚めに狙いたい。

【小波乱】カズマークセンは加速力がある。フライライクバードは仕上がり良好。トウカイデュエルはレースがうまい。

2勝クラスの芝中距離。もう3歳勢も100レベルある。あとは中京コースでどれだけ走れるかということだ。平均値トップ◎アリストテレス。エピファネイア産駒で合わないこともないだろう。相手にも平均値から○ダブルフラットと▲ヒートオンビート。次点に☆フライライクバード、△トウカイデュエル。上位はこの5頭。

休養効果で成長力が見込める9フライライクバードが有力。スタミナは豊富で早めの仕掛でチャンスを掴む。○は8ダブルフラットで叩いての効果は必至なら互角。