【艶もある】
サルビアの走りには華がある。母は独1000ギニー優勝。半兄
ネームユアポイズン(
父ハーツクライ)は2勝、半兄
アンブロークン(父
ヴィクトワールピサ)は、
新潟2歳S2着。6番仔は
父ダイワメジャーに似た、やや寸の詰まった462キロの栗毛牝馬。肌艶よく、性格は前向き。
新馬戦は1000m通過・59秒7という流れにも、しっかり好位で折り合い、合図を送ると即座に反応。内回りゆえラップは地味だが、上り3Fは推定12秒2-11秒2-11秒2(3Fは34秒6)。11秒ソコソコの好ラップで畳みかけ、断然の一番人気の追撃を振り切った。中間コース追いも交え、基礎をより盤石なものにと鍛えている。
当面の目標は
エイシンヒカリ産駒の
クープドクールのスピード。初陣はスタート後の2F目に10秒6という速いラップが登場、前半3Fは34秒0。1000m通過は57秒3とよどみなく流れ、やや頭は高めだが折り合って二番手。直線に入ると持ったままで先頭。最後の2Fは12秒5-12秒8と時計がかかったものの、1200m通過は1分9秒8、走破タイムは1分22秒6。新馬戦とすれば水準レベル、合格点があげられる。
ウインスーリールの新馬戦、1分9秒2はやや平凡。調教や血統など見ると、初出走の
レッツゴーアスクを、上の▲においてもいいかもしれない。