※月曜日段階の予想ですので回避馬が含まれるケースがございます。あらかじめご了承ください。
現在の条件で行われるようになって今年で15回を数えるが、過去14回のうち1番人気が勝利したのは1回のみ。また馬連は5回万馬券になっており、大荒れも珍しくないレースだ。今年も登録時点でフルゲート必至の混戦模様。馬券妙味ありきで考えるべきだろう。
1.牝馬が強い
夏は牝馬の格言通り、牝馬が主役になるレース。過去10年で牝馬が6勝、2着6回で、勝率・連対率ともに牡馬を上回っている。歴代の勝ち馬に
スリープレスナイト、
ベルカントという名牝が名前を連ねるように、サ
マースプリントシリーズのなかでもとくに牝馬の活躍が目立つ。
2.
アイビスSD組強し
かつては
アイビスSDからの臨戦馬は苦戦しがちだったが、近年は傾向が変わった。14年の
リトルゲルダは
アイビスSD4着から
北九州記念を勝利し、
ベルカントは15年に両レースを連勝。また17年人気薄で2、3着した
ナリタスターワン、
ラインスピリットも
アイビスSD組で、昨年の覇者
ダイメイプリンセスは
アイビスSD6着からの臨戦だった。
3.ハイペース必至
小倉芝1200mはスタート直後から下りになっており、他コースに比べて前半のペースが上がりやすい。オーバーペースも珍しくなく、後半の粘りが勝敗を分けることもしばしば。過去10年、本レースで3着以内に入った30頭中24頭は前走の4角(新潟直線1000mは400m地点)通過順より着順の方が上だったように、前走で「垂れた」馬は今回も粘れない可能性が高い。
抽選対象だが、
メイショウカズヒメに注目したい。ここ2年連続で晩夏に勝ち星をあげている夏馬であり、前走の
アイビスSDもそれを示すかのように15番人気で4着と善戦。プラス14kgの余裕残しであった分叩いた上積みはありそうで、実績のある小倉で一発があってもおかしくないだろう。
アウィルアウェイは小倉合いそう。時計勝負も歓迎。
カリオストロは前走小頭数だったとは言え、2番手に控えることができたのは収穫。1400mをレコードで逃げ切った実績があるように距離短縮は問題なさそう。
ダイメイプリンセスは昨年の覇者で今年もチャンスはありそうだが、今年は例年と比べても高速馬場なのがどうか。展開頼みな面は否めない。以下、前走はフロックではない
アンヴァル、前走は展開が向かなかった
タイセイアベニール、昇級を苦にしない
トゥラヴェスーラ。