【健脚再び】ポメランチェのスピードに改めて注目。母オレンジティアラは1200m4勝、小倉2歳S3着。馬格は392キロ、平坦札幌1200mデビューと2歳S挑戦は、早い段階から頭にあったか。期待通り、新馬戦は前半3F・12秒2-10秒6-10秒8(33秒6)で飛ばし、後半3ハロンも11秒5-11秒2-11秒6(34秒3)。最後の1Fは流す余裕すらあった。走破タイムは1分7秒9(レコ勝ち)、一週前の古馬GIII・函館スプリントSのタイムは1分7秒6、同じ週の古馬3勝クラスは1分8秒2。仕上がり早という言葉ではおさめきれない快記録をマークした。函館2歳Sは芝質の違いに戸惑ったか。発馬が決まらず先頭に立つまで時間を要し、息を入れる場面がなかったが、札幌なら時計通りの評価でいい。

　函館2歳S8着のリトスも、二戦目とはいえ札幌1200mを1分9秒0で楽勝。ヴィアドロローサは伸びしろの多い、短距離馬の範疇を超える血統馬。タイセイエミネントは、平坦なら芝にも適応力があるディスクリートキャット産駒。ニシノタマユラ、ジョーブリッランテなど、連下は横一線。

各馬の上昇度・脚質・騎手・調教師・血統データを「先週最も儲かった」設定で解析。導き出された4頭の馬単・3連単ボックスで勝負！

なお、プレミアムサービス(※)にご登録されますと、中央競馬全レースで、上昇度・脚質・騎手・調教師・血統の項目を自由にカスタマイズして予想することができます。各レース情報ページの予想タブから「CP予想」にお進みいただき、ご利用ください。

※netkeiba.comのスマートフォン版・競馬総合チャンネルでは、プレミアムコースにご登録されますとご利用頂けます。

【波乱含み】まだまだ幼いレースっぷりだが、僅差でも勝ち切ったデビュー戦を評価して本命は6ヴィアドロローサ。9ポメランチェは前走やや暴走気味にレースをしてしまった。控える競馬を今回試しそうだが、さらに良さが出るかも。不確かな分、対抗評価まで。5ドラゴンゴクウは、力関係謎も、例年通用する道営馬が出てきているのも事実。

2歳オープンの芝1200m戦。地方馬3頭。さらに1頭が前走ダート使い。初戦同距離コース96出しながら、前走函館の同距離戦ではまったく走れなかった○ポメランチェ。能力なければ初戦のような数値は出せないので評価はする。が、今回も人気になるのはちょっと嫌。まあこのメンバーならば馬券圏内は濃厚だけど…。次点でもルメール◎ヴィアドロローサ軸抜擢。さらに▲ジョーブリッランテと☆リトス。

デビュー戦は着差以上に強い内容だった6ヴィアドロローサが有力。スピード能力は高く好位から抜け出しは可能。対抗は9ポメランチェで札幌のレコード勝ちから巻き返しは十分。