11R

函館2歳S

15:25発走 / 芝1200m (右 A) / 天候:晴 / 馬場:良
1回 函館 5日目 サラ系2歳 オープン       (国際)(特指) 馬齢 11頭
本賞金:3100,1200,780,470,310万円
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ラップ理論を駆使 丹下日出夫の予想

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丹下日出夫

予想印
4ポメランチェ(1人気)
9メリトクラシー(4人気)
6カイカノキセキ(2人気)
11ナムラリコリス(3人気)
2フェズカズマ(7人気)
10リトス(6人気)
買い目
券種・買い目 組み合わせ・点数
馬単1着流しマルチ
1着

4

相手

2

6

9

10

11

10通り 各300円

3連単1着2着流しマルチ
1着

4

2着

9

相手

2

6

10

11

24通り 各100円

3連単1着2着流しマルチ
1着

4

2着

6

相手

2

9

10

11

24通り 各100円

丹下日出夫の見解

【衝撃】ポメランチェのスピード出色。母オレンジティアラは1200m4勝、小倉2歳S3着。3月末に栗東Eコースでゲートから時計を出し、5月半ばに札幌へ。サイズは392キロ、母同様のスピードを備え、初戦からマックスの競馬ができると予想していたが、新馬戦の前半3ハロンのラップは12秒2-10秒6-10秒8(33秒6)。二の脚は素晴らしく速い。後半3ハロンも11秒5-11秒2-11秒6(34秒3)。極端な数字の落ち込みはなく、最後の1Fは流す余裕すらあった。

 今季の札幌は開幕週からレコードが頻繁に続出する高速馬場とはいえ、1分7秒9のレコードはちょっとした衝撃。ちなみに一週前の古馬GIII・函館SSのタイムは1分7秒6、同じ週の古馬3勝クラスは1分8秒2。いかにずば抜けた記録だったかがわかる。

 7月に入り追い切りを4本消化、Wコースの5F調教では楽々三頭併せで先着。父はキングカメハメハ、小柄だが体力もあり、函館2歳Sも一気逃げ濃厚。

 二の筆頭はメリトクラシー。日本ではあまり馴染みのない血統ながら、母は独1勝、仏で2勝、四肢は短めの母系色の特徴が濃いスピード型。好スタートを決め二頭並走の雁行状態の逃げになったが、リズムを崩すことなく二枚腰を使い、2着を力強く1馬身差に振り切った。当日は朝から雨がしとしと降り午後は馬場も稍重へと変化。水分の多い芝ゆえ走破タイムは1分10秒7止まりだったが、時計更新は十分可能。函館1200mの決着タイムは1分8秒台だろうか。きっと、洋芝も向いている。

 三番手はカイカノキセキ。母は公営競馬で7勝、交流重賞の北海道2歳優駿3着馬。ダート系の血脈ながら、皮膚は薄く黒光りし、身のこなしは柔らかく、芝適性を見込まれてのJRA登録。札幌開催の芝1000mという2歳番組は久しく組まれておらず価値判断が難しいが、2001年のアローキャリー(後の桜花賞馬)が保持していた57秒2のレコードを0秒3更新。上り2Fのラップは11秒2-11秒3と余力があり、1F延長も楽に耐えうる。

 ナムラリコリスは新馬戦でポメランチェと対戦、1分8秒5で2着したあと、順当に二戦目で未勝利を突破。54キロに負担重量は増えるが好調子を維持できている。リトスは新馬戦はカイカノキセキの2着、次走札幌1200mはブッチギリ勝ちを決めた。1分8秒後半の決着になれば力馬フェズカズマにも出番が来る。

至高の頭脳 須田鷹雄の予想

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須田鷹雄

予想印
5カワキタレブリー(9人気)
3イチローイチロー(8人気)
11ナムラリコリス(3人気)
4ポメランチェ(1人気)
2フェズカズマ(7人気)
10リトス(6人気)
買い目
券種・買い目 組み合わせ・点数
馬連流し

5

相手

2

3

4

10

11

5通り 各2000円

須田鷹雄の見解

 個人的に函館2歳Sで重視しているのは「逃げないで勝ってくること」。今年は変則開催だが、それを無視して過去10年の「前走新馬・未勝利1着馬(芝)」を見てみると、逃げきってみた馬が[3-2-2-37]で複勝率15.9%に対し、それ以外は[7-7-7-51]で複勝率29.2%。後者は回収率も単103%・複115%と高い。

 前半に置かれてたまたま展開がハマったというような馬はよくないが、2-3番手に控えて抜け出す競馬をしてきた馬は経験値の面で有利だ。前述の条件で逃げて勝ってきた馬はここでも逃げられればよいのだが、中団以降になるとそのままなにもできずに終わることが多い。

 控えて勝ってきた馬だと、今年のメンバーでは◎カワキタレブリー、○イチローイチロー、▲ナムラリコリスといったところだが、レース間隔と当時の内容から◎カワキタレブリーを軸馬に指名する。

徹底データ分析 コンピューター予想の予想

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コンピューター予想

予想印
4ポメランチェ(1人気)
7ラブミードール(11人気)
2フェズカズマ(7人気)
11ナムラリコリス(3人気)
買い目
券種・買い目 組み合わせ・点数
馬単BOX

2

4

7

11

12通り 各400円

3連単BOX

2

4

7

11

24通り 各200円

コンピューター予想の見解

各馬の上昇度・脚質・騎手・調教師・血統データを「先週最も儲かった」設定で解析。導き出された4頭の馬単・3連単ボックスで勝負!

なお、プレミアムサービス(※)にご登録されますと、中央競馬全レースで、上昇度・脚質・騎手・調教師・血統の項目を自由にカスタマイズして予想することができます。各レース情報ページの予想タブから「CP予想」にお進みいただき、ご利用ください。

※netkeiba.comのスマートフォン版・競馬総合チャンネルでは、プレミアムコースにご登録されますとご利用頂けます。

攻めの予想 netkeibaローカル本紙の予想

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netkeibaローカル本紙

予想印
4ポメランチェ(1人気)
10リトス(6人気)
11ナムラリコリス(3人気)
8トーセンヴァンノ(5人気)
2フェズカズマ(7人気)
6カイカノキセキ(2人気)
9メリトクラシー(4人気)
買い目
券種・買い目 組み合わせ・点数
馬単1着流しマルチ
1着

4

相手

2

6

8

9

10

11

12通り 各300円

3連単1着2着流しマルチ
1着

4

2着

10

相手

2

6

8

9

11

30通り 各100円

3連単1着2着流しマルチ
1着

4

2着

11

相手

2

6

8

9

10

30通り 各100円

netkeibaローカル本紙の見解

【順当】一完歩目から脚の出が速かった4ポメランチェ。この相手でもスピードで圧倒。10リトスは前走距離延びて、強さが際立った。引き続き1200m。11ナムラリコリスはセンスのある走り。できれば内目の枠理想も力で。

元騎手ならではの視点、展開重視 鈴木麻優の予想

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鈴木麻優

予想印
6カイカノキセキ(2人気)
11ナムラリコリス(3人気)

鈴木麻優の見解

※7/11時点での想定に基づいた予想になっておりますので、回避馬が含まれるケースがございます。あらかじめご了承ください。

 函館芝1200mで行われる2歳馬限定のGIII戦。キャリアがまだ浅い2歳戦で私が重視しているのは、追い切りで走りが良化しているかどうかです。直前の追い切りまでしっかり見て買いたいと思います。現在本命視しているのは、カイカノキセキです。新馬戦は好スタートから終い33.5秒の脚を見せて勝ち切り。コーナーで少しもたれて経験の浅さが目立ちましたが使われてレース慣れしてくればますますよくなってきてもいい。馬っぷりもよく使われての上積みが楽しみです。

競馬記者の決断 鈴木正の予想

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鈴木正

予想印
4ポメランチェ(1人気)
11ナムラリコリス(3人気)
6カイカノキセキ(2人気)
2フェズカズマ(7人気)
10リトス(6人気)

鈴木正の見解

※7/11時点での想定に基づいた予想になっておりますので、回避馬が含まれるケースがございます。あらかじめご了承ください。

 ポメランチェがスピードで一歩リード。初戦は悠々と逃げてレコード。ラストまで余裕がありながらスピード感があった。ナムラリコリスは新馬戦でポメランチェの2着も前走は函館で好時計V。好位の競馬を身につけている点は有利に働く。トーセンサンダーも好時計で勝ち上がって函館へ。いかにも操縦しやすそうなタイプ。昨年のリンゴアメとイメージがだぶる。カイカノキセキは1000m戦での勝ち上がり。能力の高さは感じさせた。

魅せるデータ力 伊吹雅也の予想

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伊吹雅也

予想印
10リトス(6人気)
9メリトクラシー(4人気)
4ポメランチェ(1人気)
11ナムラリコリス(3人気)
5カワキタレブリー(9人気)
6カイカノキセキ(2人気)

伊吹雅也の見解

※7/11時点での想定に基づいた予想になっておりますので、回避馬が含まれるケースがございます。あらかじめご了承ください。

 圧勝したことのある馬か、生月が遅く伸びしろのありそうな馬に注目したい一戦。「“JRAのレース”において“着順が1着、かつ2位入線馬とのタイム差が0.4秒以上、かつ4コーナー通過順が3番手以内”となった経験がない、かつ生月が3月以前の馬」は2017年以降[0-0-0-28]と上位に食い込めていません。

 新馬でコースレコードを塗り替えたポメランチェも侮れませんが、より積極的に狙ってみたいのはナムラリコリスメリトクラシーリトスあたり。「父にサンデーサイレンス系種牡馬を持つ馬」は2017年以降[3-1-3-16]と比較的堅実です。

最速予想 netkeiba編集部の予想

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netkeibaデスク

予想印
11ナムラリコリス(3人気)
4ポメランチェ(1人気)
10リトス(6人気)
3イチローイチロー(8人気)
6カイカノキセキ(2人気)

netkeiba編集部の見解

※特別登録段階の予想ですので回避馬が含まれるケースがございます。あらかじめご了承ください。

 JRAで行われる2歳世代最初の重賞。例年フルゲート近い頭数で行われてきたが、今年は1週前登録で13頭と少なめの頭数になった。レース歴が浅い若駒同士の争いであるから前評判はそれほど当てにならず、人気馬同士で決着することは多くない。

1.前走4角4番手以下の馬は割り引き

 過去10年で、前走4角4番手以下だった馬は1頭しか馬券に絡んでおらず複勝率は4.2%。新馬・未勝利戦を前々で立ち回れなかった馬がここで通用することはほとんどない。

2.控えた経験に注目

 過去10年で逃げた馬の連対は、14年1着のアクティブミノルと19年1着のビアンフェだけ。また、前走で4角1番手だったという馬の連対も7頭にとどまる。意外と差しが決まるレースであり、控えて末脚を伸ばすという立ち回りを既に経験をしている馬にアドバンテージがある。

3.以前よりはスピードが要求される

 以前は1分10秒台以上の時計がかかることが普通だったが、近年は1分9秒台前半で決まることも珍しくない。今年に関していえば、例年の第1回開催分が札幌で行われたことで芝が比較的良好な状態を維持しており、パンパンの良馬場なら1分8秒台の決着になる可能性もあるだろう。

 ナムラリコリスは新馬戦こそポメランチェの2着に敗れたが、2戦目できっちり勝ち上がり。2戦ともにゲートをポンと出て好位に付ける立ち回りをしているのが良く、また超高速馬場だった札幌だけでなく函館の馬場を既に経験していることもプラスだろう。今回も好勝負を期待する。

 ポメランチェは新馬戦が強すぎる内容。血統的にもおそらく洋芝巧者で、ある程度時計がかかっても対応してきそうだ。ただし過剰人気は必至なので2番手評価まで。リトスはおそらく時計がかかった方がいいタイプ。函館替わりはプラスだろう。

 トーセンサンダーはゲートがあまり速くないが、二の脚でリカバリーできる。今年はフルゲートではないので対応してきてもおかしくないだろう。以下、初戦を使った上積みありそうなイチローイチロー、おそらく距離延長は合うカイカノキセキ

“絶対数感”の持ち主 大石川大二郎の予想

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大石川大二郎

予想印
4ポメランチェ(1人気)
11ナムラリコリス(3人気)
9メリトクラシー(4人気)
6カイカノキセキ(2人気)
2フェズカズマ(7人気)
5カワキタレブリー(9人気)
10リトス(6人気)
買い目
券種・買い目 組み合わせ・点数
馬単1着流しマルチ
1着

4

相手

2

5

6

9

10

11

12通り 各300円

3連単1着2着流しマルチ
1着

4

2着

11

相手

2

5

6

9

10

30通り 各100円

3連単1着2着流しマルチ
1着

4

2着

9

相手

2

5

6

10

11

30通り 各100円

大石川大二郎の見解

GIII函館2歳S。芝1200m戦。未勝利も2頭いる。初戦の同距離勝ちが96だった◎ポメランチェ。鞍上変わらずで函館になってもそう大きく落ちることもないはず。なんとか軸にはなってくれるはず。相手にその初戦で2着から前走87勝ち○ナムラリコリス。次点で▲メリトクラシー。一発☆カイカノキセキ。以下△リトスなど。

元祖“情報” 田沼亨の予想

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田沼亨

買い目
券種・買い目 組み合わせ・点数
馬単1着流しマルチ
1着

4

相手

5

6

8

9

10

11

12通り 各300円

3連単1着2着流しマルチ
1着

4

2着

9

相手

5

6

8

10

11

30通り 各100円

3連単1着2着流しマルチ
1着

4

2着

10

相手

5

6

8

9

11

30通り 各100円

田沼亨の見解

デビュー戦でレコード勝ちで楽勝した4ポメランチェを推す。実戦を経験しての変わり身は大きく潜在能力の高さからチャンス。次位は9メリトクラシーで競馬センスは非凡で素質はA級。▲は10リトスでスピード能力は高く逆転は十分。

厳選予想 ウマい馬券