【地力上位】大幅な体重の増減などなければ、キタノインパクトで軸は安泰。長期休養も余儀なくされたが、三走前の熱田特別で1勝クラスは卒業。

　二走前は1000m通過は59秒4のミドル、ラスト4Fから11秒9-11秒5-11秒3-12秒0というHラップを計測。勝ち馬には2馬身と突き放されたものの3着とは5馬身差。1800m通過は1分45秒9、走破タイムは1分58秒2。この時計で2着とあれば、これはもう勝ち馬の才能を褒めるしかない。

　前走のホンコンJCトロフィーは、一転スロー。上り33秒9を駆使しながら2着に敗れたが、2勝クラスでは能力上位は明白。隙があるとすれば小回り1800mだろうか。

　あやめ賞を1分46秒0で先行勝ちを決めたギャラントウォリア、逃げ差し自在のテーオーラフィットの機動力には要注意。パンチ力はないがルヴェルソーの先行力、セグレドスペリオル、メイショウカクウンも連下なら。

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【上位拮抗】函館2戦目で定石通り気配が上向いてきた3ルヴェルソー。目標がハッキリしており差し切り濃厚。6テーオーラフィットは前走が見た目以上の楽勝。クラスの壁はなし。10メイショウカクウンは展開次第で一気に台頭。

2勝クラスの芝1800m戦。指数も着順も安定の○キタノインパクト。今回もルメールならば軸筆頭候補といってもいい。しかしもう1頭魅力的なのが3歳◎ギャラントウォリア。前走同距離で100まで伸ばして今回は斤量も減る。スクリーンヒーロー産駒でこの同距離コースも合いそう。次点に▲テーオーラフィット。一発☆メイショウカクウン、△ブラックデビル。

確実に地力がアップしてきた12キタノインパクトが有力。小回りは歓迎で早めの仕掛けでチャンス。○は11ギャラントウォリアで先行策から好走は必至。