【スタミナ第一】
ダノンドリーマーが体力で押し切る。昨秋の新潟、デビュー二戦目。内回りコースではあるが、新潟2000mを力強くレコ勝ち。
京都2歳Sでは、出遅れのロスがありながら0秒4差に詰めてきた。二走前は久々、重馬場。5着に終わったが、前走の小倉で型通り良化。1分59秒5は若干平凡ではあるが3着に漸進。高速決着に課題は残しているものの、ざっとメンバーを見渡して、10Fのスタミナ勝負?という馬が多く、持続力勝負とあれば一番手。現地競馬は出遅れのリスクも軽減する。
第一本線は
アンドヴァラナウト。
エアグルーヴ一族、それも本家筋。
母グルヴェイグは
マーメイドSを優勝。本馬は2歳11月デビュー、阪神マイルで2着。12月の続戦も2着だったが、4か月のリフレッシュ期間を設け心身をほぐし、二走前は構想通りプラス10キロの438キロで登場。スムーズにコーナーで加速、ラスト3Fは推定11秒5-11秒0-11秒7(34秒2)。正攻法の競馬で初勝利を手に入れた。昇級の中京も逃げ粘って2着。勝ち馬には大きく離されたが、あれはGIも狙える別格の馬。1分33秒4は、現級では
トップレベル。今度はどれだけ距離を延ばせるか。平坦の新潟なら2000mも我慢が効くかもしれない。
急速にガス欠を起こすようなら、G前
マジストラルが急接近。馬柱からは目辛くなったが、
ラヴベローナは当コースに
キャリアベストの勝ち星あり。
シャドウエリスのチョイ差し、
ワイドエンペラー、
ビートザウイングスなど連下は横一線。