【除外明けでも】
アリエノールは先週の
レパードSを除外。除外明けの馬には極力本命を打たないよう戒めているが、器は重賞級。素材の高さ、誘惑に負けた(笑)。なんて、父
ナイキストは北米11戦8勝、BCジュヴェ
ナイル、
ケンタッキーダービーを制した米2歳チャンピオン。母は米G2勝ち、G1・ケンタッキー
オークス2着など、重賞1-3着歴多数。430キロそこそこの軽量牝馬だが、調べてみると実は折り紙付きの良血。デビュー戦の芝マイルは12着に終わったものの、二戦目は新潟1800ダートにスイッチ。粘り気の多い不良馬場も、すいすいと加速。2着を0秒8と突き離す楽勝を演じた。
発馬上手、前走もポンと好スタート、スンナリ二番手に折り合った。良馬場条件下、1000m通過・59秒1というタフな平均ラップを馬なりで追走、上り3Fを推定12秒3-12秒3-12秒2(36秒8)という滑らかなラップで、余力を残しつつ先頭ゴール。1分36秒3という走破タイムは、翌日の古馬3勝クラス・夏至Sを1秒2上回る好内容。良馬場条件の記録は、信用度も高い。極端な体調の変化がない限り、2勝クラスでは能力が抜けている。
ノーブルシルエットも、同じく
レパードS除外組。ただ、脚抜きのいい馬場とはいえ、東京1600ダートを1分35秒2で勝ち上がった3歳馬。古馬2勝クラスは、却って相手有利。割って入れば
フィストバンプ。8番人気ではあるが、
苗場特別・1分52秒1(2着)という時計は軽くは扱えない。同4着
ベルジュネスの良化度も、ほぼ五分の扱い。
レッドエンヴィーは春の新潟で現級2着。
タガノキングロードも好調。