【混戦】リーブルミノルは流れに乗れず青葉賞10着も脚力は非凡。ひと息入れ調整も動き力強く自己条件で改めて。ペレは久々も乗り込み入念。調教は目立つタイプも力強さは前走以上で勝ち負け十分。ヒルノダカールも脚力上位で気配も良好で巻き返し必至。エドノフェリーチェも安定感出ており立ち回り次第で好勝負まで。ベスビアナイトも勢いあり、ドリームスピリットやアスティなどにも差はない。

【実は良族】リーブルミノルは、母の姉はハルーワスウィート、近親にヴィルシーナ、ヴィブロス、シュヴァルグランなどの名が連なる名門系。サイズより小さく感じ、筋っぽく映る栗毛だが、人々の想像をひとつ超える中長距離馬。2400mのゆきやなぎ賞2着で、まずは中長距離特性を把握。二走前のアザレア賞は8頭立て、緩ぺース必至。中団内で脚をためコースロスを防ぎ、上り3F・11秒4-10秒9-11秒6(33秒9)でイン一気。高速馬場を差し引きしても、思った以上のHラップを引き出せた。GIIの青葉賞は10着とハネ返されたが、2400m前後の距離なら、2勝クラスなら素質は上位。

　強敵はペレ。新馬戦の東京マイルは、後のGI馬ダノンキングリー、そしてカレンブーケドールに続く3着(伝説?)。体調と歩を合わせ大事に使われているが、東京は[2-1-1-1]、現級で近三走は2・6・3着。半兄は菊花賞2着馬エタリオウ、東京2400mは条件ベストといっていい。割って入ればドリームスピリット。青嵐賞は1000m通過59秒3-2000m通過・1分58秒3というタフな流れに巻き込まれてしまったが、54キロ、ルメールJで仕切り直し。青嵐賞3着のエドノフェリーチェとは力量も印もほぼ拮抗。ベスビアナイト、ヒルノダカールなど力量は小差。

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【上位拮抗】2エドノフェリーチェは詰めひと息でも差し脚堅実でここでも首位争いになりそう。11リーブルミノルも決め手上位でこのクラスでも善戦以上が期待できる。9ペレは長休明けでも地力的に互角以上で流れ込みに要警戒。7ドリームスピリットは底力に欠けるが流れ込みなら考えられる。8ヒルノダカールは距離延長でも時計がかかる流れになれば善戦も。連勝中の勢いがある1ベスビアナイトが連下の穴。

【小波乱】リーブルミノルは持久力十分。ライルはスピードがある。ドリームスピリットは軌道に乗ってきた。

2勝クラスの芝2400m戦。ハンデ戦。平均値トップで同距離コースもコンスタントに90台出る◎エドノフェリーチェを軸抜擢。相手に○ペレと▲ドリームスピリット。一発に3歳の☆リーブルミノル。

長丁場は安定感がある2エドノフェリーチェが主力。長くいい脚が使えるので東京は最適。○は7ドリームスピリットで調子は上向きで先行策から逆転は十分。