【上位拮抗】ルーツドールはフィエールマンの半妹で長休挟みながら4戦2勝で非凡さも示す。大型馬の叩き2走目で上積み見込め昇級も即勝ち負け。モリノカンナチャンは現級上位証明済みで引き続き状態も良く展開次第で差し切り十分。コーディアルはひと息入るも力強さ出ており自己条件で改めて。ヴィオリーナもB効果出ており脚力も見劣らず、ファユエンやマッチレスノヴェルなども侮れない。

【ヒロイン】ルーツドールは2歳秋の東京マイルを1分33秒3で逃げ切った大物牝馬。540キロ前後の巨漢ゆえ、脚元と相談しながら使わざるを得ないが、決して得意ではない道悪も、前走は能力で圧倒。1F延長、昇級でも、堂々のヒロインの座を張れる。

　対抗はモリノカンナチャン。身体や心が尖ってしまった春とは一変。前走は威風堂々、1分59秒0・上り33秒6で同タイム2着に差し込んできた。ファユエンは同レースで、同じ最速の上りで3着入線。イレ込みさえなければ、能力的にコーディアルも僅差。ヴィオリーナを3連単・3連複要員に配置。

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【上位拮抗】6モリノカンナチャンは近走成績が良好で、前走の決め手を評価して中心視。9ファユエンも差し脚堅実で、今回も折り合いひとつで首位争いが狙える。1ルーツドールは昇級戦でも力量的に通用十分とみて単穴にマーク。2ヴィオリーナはコース替わりが微妙だが、差し脚を長く使えるタイプで連下に押さえる。4コーディアルは前走が度外視可能で改めて差し脚発揮に要警戒。

2勝クラスの芝2000m戦。牝馬限定。同距離コース評価して◎モリノカンナチャンと○ファユエンを抜擢。次点に平均値トップの▲コーディアル。長休明けを快勝した☆ルーツドールは今回ルメールでまさに一発タイプ。さらに△ヴィオリーナなど候補多い混戦になった。

末脚に威力を増してきた6モリノカンナチャンが優勢。長くいい脚が使えるので東京向き。ここは差し切れる。対抗は1ルーツドールで能力は高く連勝は十分。