【はなむけ】6歳新春を迎え、
ラテュロスの馬体充実急。紐解けば2歳秋、
アルテミスS3着で、クラシックの予感も漂った。しかし、馬体は420キロ前後で推移、肝心なところで体力不足が顔を出す。滞在競馬や平坦も試したが、前回のサンタクロースHは自己最高の450キロに増量。1000m通過・57秒1という乱ペースを、中団内からレースの上りを2秒上回る33秒5で3着突入。1分32秒9は、自己ベスト。前走後、坂路3本ビッシリ、中山遠征になるが、覚悟を決め稽古も手加減なし。
対抗は
ルーカス。全兄は
モーリス、デビュー二戦目で東スポ杯を2着に頑張った。しかし、兄以上に腰が甘い。馬体が整ってきたなと思ったら、今度は気性がカッカゝ。距離や折り合いを模索してきたが、東京マイルを1分33秒5で走破、中山マイルは立志S2着。9Fの前走・
常総Sも引っ掛かりながら3着に頑張っていたし、マイルなら先頭ゴールも十分。三番手は
ハーモニーマゼラン。中山マイルは[3111]3歳3月に、1分33秒8という好タイムで先頭ゴール。重賞の
NZT、
NHKマイルCは残り1Fで捕まったが、自身の持ち時計ぶんは走る。
市川Sは久々、ゴール寸前3着に失速したが、叩き良化ぶんは見込める。
市川S4着の
アガラスも、積極策に転じれば着順アップ。連穴は
カラテ。颯爽とした前走の走りは、単なる重巧者では片づけられない。
ウインカーネリアン、
シャドウブロッサムも連下圏。