【上位拮抗】クロミナンスは休みを挟みながらの出走も素質の高さを示すレースぶり見せる。今回も休み明けだが推進力十分の動きを見せており3連勝を期待。ブルーエクセレンスはクラス上位証明済みで引き続き状態も良く立ち回り次第で勝ち負け十分。ストークダバノンは力がついた今なら芝でも力発揮が見込める。マイネルステレールも引き続き動き軽快で、ルトロヴァイユも上位を狙える。

【器が違う】クロミナンスは、近い将来GI戦線まで見える大器。昨年3月、中山9Fの鮮やかなレース振りは印象深い。能力は高そうだな。しかし前走の東京戦は半年ぶり。追走に手を焼き道中ヒヤヒヤもしたが、11秒0-11秒3-11秒6(3Fは33秒9)という超速のレース上りを33秒0でG前強襲。加速がついてからの脚は桁が違った。体重など安定せず、小回りコース対応に一抹の不安はあるものの、攻め過程は順調。馬体の強度のベクトルは上向きだ。

　対抗はストークダバノン。成長を見守りつつローテを組んできたが、前走は好時計で快勝。今のデキなら芝もいける。右回りは加速一息だが、このメンバーならブルーエクセレンスも二着争い十分。ルトロヴァイユ、マイネルステレールなど連下は小差。

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【順当】8クロミナンスはひと息入っての昇級戦だが、この頭数なら決め手が届くとみて中心視。6ルトロヴァイユは展開的に合いそうで、ここでも相手なりに走れるとみる。3ブルーエクセレンスは詰めひと息でも立ち回りひとつで善戦以上が可能。1ストークダバノンは芝替わりでどうかだが、素質的に押さえておきたい存在といえる。2マイネルステレールは底力に欠けるが3連勝式の穴として少々マーク。

【小波乱】ルトロヴァイユは勢い上々。ブルーエクセレンスは軌道に乗った。ストークダバノンは緩急の利いたレースができる。

2勝クラスの芝2000m戦。前走ダートからも2頭参戦している。平均値では90台にやっと乗るくらいのメンバー。同距離コース戦でも前走値でも90台レベル。平均値トップは○ブルーエクセレンスだが近走86連発で90台には届いていない馬。妙味でいえば☆マイネルステレールが上。しかし同馬も馬券になれていない。やはり4歳◎クロミナンス。さらに▲ルトロヴァイユ。

上積みは大きい8クロミナンスが有力。中山は実績があり好機に仕掛ければチャンス。対抗は3ブルーエクセレンスで末脚は堅実。