【単複も買いたい】
メイレンシュタインが急成長。体重の変動が激しく、二桁着順もあった。心身の成長を恐る恐る見守っていたが、二走前の東京戦を境に激変。1000m通過は59秒6-マイル通過は1分35秒1というタフなミドルラップを好位の内で我慢、1分47秒5という好タイムでクビ差2着にインから伸びた。
続く福島1800mは、1000m通過・59秒3という淀みのない厳しい流れを、中団から漸次追い上げ大外強襲に成功。稍重条件下だけに1分48秒7は一見平凡に映るが、同週の1勝クラス・
クリーンスイープは1分49秒1。2勝クラスの
織姫賞の
エイシンチラーは1分49秒6(ともに今日のメイン
紫苑Sに出ます)。同日メインの3勝クラスの1800m通過タイムは1分49秒0だった。昇級でも数字的には十分足りる。まずは単複を買いたい。
強敵は
アンダープロット。母は
クイーンC3着。4つ年長の全姉
ホウオウパフュームは3勝、
オークス制覇の期待もかかった艶やかな栗毛馬だった。弟は若干身体は緩め、性格もおっとり。東京1800mの新馬戦を上がり33秒6で差し切り、前走の東京2000mは1分59秒7・上がり33秒7をマークし、3着に押し上げてきたが、ただし上がりは速いが反応が遅い。ルメールJをもってしても、勝負の機を逸するケースも考えられる。
同レース6着の
カレンレベンティスも、3勝級のポテンシャルは秘めるが、前半をどう乗り切るかが微妙。追い込み届かずのケースも考えられ、ならば
サンズオブタイムが一角崩し。初勝利は中山9F、短期休養で心を鎮められれば1勝クラスは勝負になる。
アールバロン、
オーロアドーネ、
スプリッツァーを相手に追加。