【混戦】リュウノユキナは充実顕著で1年以上千二で崩れなし。久々の中央参戦も中山実績十分で引き続き状態も良く好勝負必至。ダンシングプリンスは久々も素軽い動き目立ちマイペースなら押し切りも。オメガレインボーは初の千二も末脚生きる流れなら出番まで。ミスズグランドオーも力をつけておりここでも。トウカイエトワールは転厩戦も中山得意で、デュアリストやディサーニングなども差はない。

【迷いなし】モズスーパーフレアが一目散。2019年のスプリンターズS2着、2020年の高松宮記念優勝。56.5キロの重量でも、常にけれんのない逃げを打ち掲示板も数多ある。ダート歴はまだ2回だが、交流重賞の最高位のJBCスプリントで4・3着。芝と遜色のないスピードを披露してきた。坂路調教はやればやるほど時計が出る、6歳冬も肌艶はよく闘志満々。強力な同型も不在、芝発進の軽い中山の砂なら一気逃げ有望。

　逆転があればダンシングプリンス。中央再転入後は3連勝、しかし昨年暮れのカペラS3着。ついに連勝が途切れてしまった。重賞路線になると、逃げないとリズムが狂い足元をすくわれる。脚元が固まり切れず、もどかしい調整が続いてきたが、スタートして2F内で、折り合ってポジションが定まれば、重賞スプリンターへと弾ける。

　割って入ればリュウノユキナ。本年1月のジャニュアリーSを1分9秒6、後続を1秒突き離す大楽勝を演じ、大和S、東京スプリント、クラスターCなど勝ち星を量産。二走前は馬群に押し込められ折り合いを欠き、前走は1番枠が災い。ここ二戦窮屈な競馬が続いているが、ワンターンの中山なら反転攻勢十分。ミスズグランドオーは、前走時計・1分11秒0でOPレベルに時計は到達。正攻法の競馬で将来の立ち位置を確認しておきたい。3歳馬デュアリストも、6Fダートは近い将来重賞2-3つくらいはいける。逃げ先行勢が33秒台の乱ペースで飛ばせば、オメガレインボーがG前急浮上。

　ともに金沢1400mは合わなかった実績馬、◎リュウノユキナと○モズスーパーフレアが復活する。斤量加増がなしと1キロなので◎のほうを重視で。

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【波乱含み】速い流れになりそうな組み合わせなら、1リュウノユキナの好位差しが届きそう。9オメガレインボーは初距離でも展開に恵まれる可能性が考えられる。3アポロビビは近走ひと息でも仕掛けひとつで上位争いに加わりそう。流れ込みタイプの6スマートダンディーも押さえたい。15ミッキーブリランテは初ダートでも決め手がいきれば上位まで。5デュアリストは好位差しの形も取れそうで連下の候補としてマークしておく。

※12/5時点での想定に基づいた予想になっておりますので、回避馬が含まれるケースがございます。あらかじめご了承ください。

　中山ダート1200mで行われるGIII戦。ダート1200mは芝スタートになっており、勢いがつけやすいコースで芝コースを走る長さが長い外枠が有利です。前が速くなりやすい分最後の坂で一気に入れ替わりもあり得るので注意です。

本命視しているのは、モズスーパーフレアです。芝路線で走っていた子ですが、抜群のスピードはダートでも生きるでしょう。前走の地方競馬の深い馬場でのしぶとい競馬ができていたので、芝スタートのここはさらにいい競馬ができてもいい。メンバー構成から実績上位ですし楽しみです。

※12/5時点での想定に基づいた予想になっておりますので、回避馬が含まれるケースがございます。あらかじめご了承ください。

　3歳馬ミスズグランドオーに白羽の矢を立てた。安芸Sの勝ちっぷりが非常に印象的。抜群の手応えから後続を突き放した。初めての重賞。相手関係が厳しくなったことは百も承知だが、期待の方が大きい。モズスーパーフレアは1F長いと思われたJBCスプリントでも3着と格好はつけた。距離短縮で粘りを増す。ダンシングプリンスは逃げの形にならないとモロく、同型の存在は気になるが無視できない1頭。リュウノユキナもGIIIなら崩れない。

※12/5時点での想定に基づいた予想になっておりますので、回避馬が含まれるケースがございます。あらかじめご了承ください。

　実績馬と若い馬を重視したい一戦。「“JRA、かつオープンクラスのレース”において“着順が1着、かつ上がり3ハロンタイム順位が3位以内”となった経験がない、かつ馬齢が5歳以上の馬」は2016年以降[0-0-1-34]と期待を裏切りがちでした。

　あとは臨戦過程も重要なポイント。「前走の着順が10着以下・競走中止だった馬」は2016年以降[0-0-1-24]、「前走の条件が国内、かつ前走の4コーナー通過順が11番手以下・競走中止だった馬」は2016年以降[0-0-0-18]、「前走との間隔が中2週以内、かつ前走の着順が3着以下だった馬」は2016年以降[0-0-0-22]と、それぞれ苦戦しています。

　大きな不安要素が見当たらないのは、デュアリスト・ミスズグランドオー・リュウノユキナあたり。実績上位のリュウノユキナは特に高く評価すべきでしょう。

※特別登録段階の予想ですので回避馬が含まれるケースがございます。あらかじめご了承ください。

　ダート短距離のオープン特別は1400mのほうが多数で、「直線に坂があるダート1200m」は特殊な部類に入る。よって、他コースでの好走がここでの活躍に直結するわけではない。創設以降の13回で1番人気は1勝しかしていないように、基本的に波乱含みの一戦だ。

1.若い馬が中心

　このカテゴリーはレースでの消耗が少ないのもあって、高齢まで現役を続ける馬が少なくないが、本レースにおいては若い馬の方が活躍しやすい傾向にある。過去全13回の年齢別の連対率は、3歳馬が22.2％、4歳馬が20.0％、5歳馬が15.3％、6歳馬が10.9％、7歳以上馬は2.2％。

2.休み明けは不振

　過去13回で、中1から3週の馬が9勝しており複勝率も23.9％と上々。対して、中4から8週の馬は3勝で複勝率16.3％、中9週以上だと1勝で複勝率は12.1％。休み明けより、1度使われてきた馬が活躍傾向。

3.距離短縮組

　過去13回で、前走も1200mを走っていた馬は[3-7-6-98]で複勝率14.0％なのに対し、今回距離短縮となる馬は[10-6-7-65]で複勝率26.1％。また、距離短縮組は単複共に回収率が100％を超えている。

ゲンパチフォルツァは東京ダート1600mの青竜Sを制した実績があるように流れ次第では距離がこなせないというわけではなさそうだが、おそらくベストは過去2戦2勝の中山1200mだろう。前々走は出遅れがあり参考外として、前走は1400mながら先行して粘って5着と古馬相手のオープン戦で目途が立つ走りをしており、距離短縮の今回巻き返しは必至。

　オメガレインボーは意外と1200mは合いそう。ただ、初経験の分流れに乗れない可能性もあるため2番手評価で。

　ミッキーワイルドは19年のプロキオンSで2着があるように重賞でも勝ち負けする能力はある。前走復調気配を見せておりここも期待。

　ミスズグランドオーは前走の3勝クラスがオープン並みの内容。勢いのある3歳馬は侮れない。以下、前走負け過ぎだが中山巧者のトウカイエトワール、距離短縮で見直せるリュウノユキナ、好走条件に合わないが同舞台で底を見せていないダンシングプリンス。

【小波乱】オメガレインボーは追われて確か。差し脚勝負でスマートダンディーが肉薄。ゲンパチフォルツァは立ち回りがうまい。

GIIIカペラS。ダート1200m戦。数値は高いのだが同距離コース実績が甘いメンバーもいる。ただし同距離コース高数値持っていても近走で上げていたりで安定の軸馬候補がいないのだ。まあこういう時は平均値と前走値高い馬から。筆頭◎ダンシングプリンス。相手に○モズスーパーフレアと▲ミスズグランドオーだろう。さらに一発で☆リュウノユキナと△オメガレインボー。

交流重賞で好走してきた1リュウノユキナが優勢。好枠を引き当てたなら持ち味の先行力が発揮できる。次位は4ダンシングプリンスで積極策から逆転を狙う。▲は9オメガレインボーで末脚は堅実で侮れない。