【確勝を期す】ビップウインクが待望のV。父はダービー馬エイシンフラッシュ、しかし初勝利は中京1200mを一気差し。続く中山戦は、見降ろしの大外強襲を決めた。重賞葵Sは9着に跳ね返されたが、6Fに戻した北摂特別は最速の上りで1分8秒6。馬体も充実、勝利は追い出しのタイミングひとつ。

　逆転の単があればスワーヴシャルル。ダート短距離なら、現級突破も間近。ただ芝でも、6Fなら十分戦えるのではないか――。勝算ありと睨んでの、あえての路線転向に映る。

　展開頼みだが、ウォーターエデンは中京芝コースで3着2回。連れてモエレコネクター、ライバーバード、ショウナンバニラ以下2着争いは小波乱。

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【軸信頼】素質が高く、このクラスでおさまる器ではない5ビップウインク。前走厳しい競馬を経験したことで、もう一段階パワーアップ。3ライバーバードは今の馬場が合う。10ウォーターエデンは流れ一つで上位に顔は出せる。

【順当決着】かなり先行指向が弱い組み合わせにあって、唯一優秀な先行内容を残している05ビップウインク。有利な展開に持ち込めるのは確実で、しかも地力上位でデキまでいいときている。素直に信頼すべき人気馬だ。相手は、10ウォーターエデンと03ライバーバードの2頭が上位評価組。順当に決まるとみて、ここは◎-○▲の馬連・馬単主体で勝負したい。

【小波乱】ビップウインクは差し脚十分。セイウンパワフルは条件が好転。モエレコネクターは追い比べで肉薄する。

2勝クラスの芝1200m戦。平均値も前走値も90台がやっとのメンバーなのだが、そのなかで1頭だけ目立つのがダートで100台連発の◎スワーヴシャルル。ロードカナロア産駒で芝で悪い感じもない。だが人気になりすぎると面白くはない。相手に前走99○ビップウインク。前走値93▲モエレコネクター。一発は7歳☆ライバーバード。

叩き3戦目で完全復調した5ビップウインクが優勢。短距離は安定感があり好位から抜け出せる。○は3ライバーバードで他力本願だが能力は互角。