11R

きさらぎ賞

15:35発走 / 芝2000m (左 B) / 天候:晴 / 馬場:良
1回 中京 12日目 サラ系3歳 オープン       (国際)(特指) 別定 11頭
本賞金:3800,1500,950,570,380万円
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ラップ理論を駆使 丹下日出夫の予想

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丹下日出夫

予想印
3ヨーホーレイク(2人気)
9ランドオブリバティ(1人気)
2ラーゴム(3人気)
4ダノンジェネラル(4人気)
10ドゥラモンド(5人気)
11アランデル(8人気)
買い目
券種・買い目 組み合わせ・点数
馬単1着流しマルチ
1着

3

相手

2

4

9

10

11

10通り 各300円

3連単1着2着流しマルチ
1着

3

2着

9

相手

2

4

10

11

24通り 各100円

3連単1着2着流しマルチ
1着

3

2着

2

相手

4

9

10

11

24通り 各100円

丹下日出夫の見解

【開花直前】ヨーホーレイクの姿形が、クラシックモードに変身。兄姉はボレアスマウントシャスタベルキャニオンラベンダーヴァレイストーンリッジなど、数多くの重賞勝ち馬・連対馬が連なる。中でも全兄カミノタサハラは5戦3勝。皐月賞4着で引退を余儀なくされたが、ホープフルS3着、弥生賞一気差し。無事だったらダービーか菊花賞か。GIタイトルの期待がかかった血統馬だった。

 弟の初動体重は492キロ。まだ腰は高く、顔つきはみるからに子供。歩き方もせかせかとして、道中のフォームも固まっていない。それでも3コーナーすぎ、促せばスルスル大外から進発、内で粘る二頭を最後は封印した。稍重という馬場差を差し引いても1分51秒4は平凡だが、しかし血統馬には跳躍力という大きな武器がある。

 紫菊賞は8キロ増量(500キロ)。まんべんなく全身に筋肉がつき、肌艶も良化。パドックの周回も元気がいい。5頭立ての小頭数、変に先行して圧力をうけるよりは後方待機。不利を受けないよう、馬場のいいところを選び、重の感触やギアチェンジの瞬間など考え、直線入り口、大外を鋭く回り、終い3Fは推定12秒0-11秒3-11秒6(34秒9)。走りもラップもしゃきりとし、与えられた課題はこなした。

 ホープフルSは、隣枠3番の馬に寄られダッシュひと息。無理せず中団内の馬込みで我慢。勝負どころで少し外に振られたが、坂下からしっかりと加速。上り36秒4は勝ち馬と同じ、メンバー中最速タイだった。中長距離重賞馬を多数送り出している友道厩舎らしく、一戦ごとに調教メニューの負荷をジンワリとアップ。数字的にはかわっていないが、腹周りから後肢にかけてのラインが、見るからにシャープに変化し、身のこなしもフットワークも切れが出てきた。今のデキなら良馬場の瞬発力勝負でも楽しめそうだが、過去3戦はいずれもパワー馬場。最終週の中京の荒れ馬場を味方につけることもできる。

 まともなら相手はランドオブリバティ。母はイエローリボンS、ゲイムリーSなどG1勝ち。半姉リバティハイツフィリーズレビュー1着という良族。

 二走前の芙蓉Sは、1000m通過は61秒8のスロー。早めにプレッシャーをかけに動き、残り4F地点から11秒8にピッチを上げスパート開始。続く3Fは11秒8-11秒5-12秒2。坂上ではもう安全圏に突入、後続には3馬身半差の楽勝。レース形態と2分1秒2というタイムは、クラシックへの特急券かに思えた。しかし、ゴール手前はなんだか持っていかれ気味。

 見た目以上にコントロールが難しい馬なのかなと、チラリと思ったりしたが、前走のホープフルSは、悪い予感が的中。コーナーを回り切れず外ラチまで吹っ飛んでいった。中間ハミをかえ走路試験もすぐに合格した。能力そのものは、このメンバーでもトップレベルだろう。

 ただ、あのオルフェーヴルも、阪神大賞典で逸走(2着)のあと、走路試験明けの天皇賞春は11着に沈没。うーん。全幅の信頼となるとどうだろう…。意外な重め残りだったり、気難しさが顔を覗かせるようなら、代わってラーゴムの粘り込み。

 母シュガーショックは、北米5勝(G3勝ち)。オルフェーヴル産の男子らしく、506キロの悠々とした栗毛、元気もりもり。新馬戦は1000m通過は62秒5のスロー。折り合いに少し手古摺ったが、手前を替え遊びながら、ドトウの力押し。アイビーSは、勝ち馬の切れにクビ差遅れはとったものの、上りは34秒5、時計は1分48秒1。前走の京都2歳Sは2分1秒7で走破、クラシックの階段を着実に上っている。

 惑星はダノンジェネラル。半兄アドマイヤエイカン(父ハーツクライ)は札幌2歳S優勝、牝系はノームコアクロノジェネシスと同族。セレクトセールのお値段は1億6200万だったが、下見や会場で何度かみたが、良血らしい垢ぬけた肌合いの馬だったね。デビューまでに馬体の造り、走りの矯正のため、幾度か踊り場があり、慎重にギアが入りようになるまで調教を工夫してきたが、11月のデビュー戦は、出たなりで中団、大事に終始外目を追走。1000m通過は64秒2のスロー、交わし切るのに少し手間取ったものの、レースラップは11秒8-10秒6-11秒3(3Fは33秒7)。自身の上りは33秒4、10秒台を具体的数字として刻印している。

 アランデルは、道中気負い気味でロスの多い中、芙蓉Sは2着に踏ん張った。まだビッシリ攻めきれず、首の高さなど矯正の余地を残すが、ブラストワンピースとイメージが重なるタフなハービンジャー産駒だ。

 ドゥラモンドは、朝日杯FSは超Hペースにびっくり。追走にエネルギーをつかいアタフタ、伸び切った走りになってしまったが、中距離の平均ペースなら巻き返し十分。性格は呑気、馬体の摩耗もない。

至高の頭脳 須田鷹雄の予想

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須田鷹雄

買い目
券種・買い目 組み合わせ・点数
3連単1着流しマルチ
1着

1

相手

2

3

4

5

9

10

90通り 各100円

須田鷹雄の見解

 今年のきさらぎ賞は施行条件が全く変わってしまっているので、過去10年の前走クラス別成績から考えてみようと思う。

 前走オープン組の複勝率は27.3%で、実は前走1勝クラス組の41.2%、未勝利組の45.5%より低い。もちろん未勝利組は全員が前走勝っている馬、1勝クラス組も34頭中9頭が勝ってきた馬という前提になるが、1勝クラス組については前走4着以下馬も15頭入っており、1勝クラス3着以内馬に限ると[4-6-3-6]で複勝率68.4%となる。ちなみに前走オープンで3着以内だった馬は[4-0-2-8]で複勝率42.9%だから、1勝クラス組も侮れないということになる。

 今年は1勝クラス組が3頭いるが、◎ジャンカルドを狙う。正直着差をつけられた前走の印象は良くないが、キャリア2戦で未知の部分も多いのは魅力だ。

徹底データ分析 コンピューター予想の予想

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コンピューター予想

買い目
券種・買い目 組み合わせ・点数
馬単BOX

1

4

9

10

12通り 各400円

3連単BOX

1

4

9

10

24通り 各200円

コンピューター予想の見解

各馬の上昇度・脚質・騎手・調教師・血統データを「先週最も儲かった」設定で解析。導き出された4頭の馬単・3連単ボックスで勝負!

なお、プレミアムサービス(※)にご登録されますと、中央競馬全レースで、上昇度・脚質・騎手・調教師・血統の項目を自由にカスタマイズして予想することができます。各レース情報ページの予想タブから「CP予想」にお進みいただき、ご利用ください。

※netkeiba.comのスマートフォン版・競馬総合チャンネルでは、プレミアムコースにご登録されますとご利用頂けます。

高配当もズバリ! netkeiba関西本紙の予想

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netkeiba関西本紙

買い目
券種・買い目 組み合わせ・点数
馬単1着流しマルチ
1着

2

相手

1

3

4

5

9

10

12通り 各300円

3連単1着2着流しマルチ
1着

2

2着

10

相手

1

3

4

5

9

30通り 各100円

3連単1着2着流しマルチ
1着

2

2着

9

相手

1

3

4

5

10

30通り 各100円

netkeiba関西本紙の見解

【実力伯仲】レース間隔をとって成長を促した2ラーゴム。ここ2走競り負けた相手は、クラシック路線の主要メンバーとして戦うことが約束された素質馬たち。是が非でも賞金を加算したい。10ドゥラモンドの前走は、さすがに休み明けでは辛かった。一戦だけで見限るのは危険。9ランドオブリバティは馬具の効果に期待。

元騎手ならではの視点、展開重視 鈴木麻優の予想

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鈴木麻優

予想印
4ダノンジェネラル(4人気)
3ヨーホーレイク(2人気)

鈴木麻優の見解

※2/1時点での想定に基づいた予想になっておりますので、回避馬が含まれるケースがございます。あらかじめご了承ください。

 中京芝2000mで行われる3歳馬限定戦。キャリアがまだ浅い明け3歳戦で私が重視しているのは、追い切りで走りが良化しているかどうかをしっかり見て決めたいです。

 本命視しているのは、ダノンジェネラルです。新馬戦勝ちをして、ここにコマを進めてきた子で、キャリア1戦に不安はあるものの、阪神芝1800mで終い33.4秒の足が使えており抜群の決め手を持っている子。馬っぷりがいいので一度使われての上澄みにも期待したいですし、今の内の荒れた馬場もよさそうですから楽しみです。

競馬記者の決断 鈴木正の予想

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鈴木正

鈴木正の見解

※1/30時点での想定に基づいた予想になっておりますので、回避馬が含まれるケースがございます。あらかじめご了承ください。

 ヨーホーレイクの前走ホープフルSはスタートがひと息。道中でポジションを上げたが、0秒3差の3着。脚はしっかりと見せており、力を出し切れなかった印象だ。力は秘めており巻き返しの舞台。

 ラーゴムは近2走がともに接戦の2着。相手なりに走る安定感を持っている。ランドオブリバティの前走は4角外逸走で競走中止。不安は依然として残るが新馬勝ちした左回りの方がまだいい気もする。ドゥラモンドも少しゆったりした流れなら。

魅せるデータ力 伊吹雅也の予想

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伊吹雅也

伊吹雅也の見解

※1/30時点での想定に基づいた予想になっておりますので、回避馬が含まれるケースがございます。あらかじめご了承ください。

 臨戦過程を素直に評価したい一戦。「前走との間隔が中2週以内だった馬」は2014年以降[0-0-1-13]ですし、「前走の着順が4着以下、かつ前走のレースが朝日杯FS以外だった馬」も2014年以降[0-0-0-16]でした。

 また「前走の上がり3ハロンタイム順位が3位以下、かつ前走のコースが芝1600m以下のコース以外だった馬」は2014年以降[0-0-0-13]と3着以内なし。芝短距離からのコース替わりで上積みがありそうな馬を含む、中距離向きの差し馬を重視すべきでしょう。

 これらの条件をクリアしている馬はひと通りマークしておくべきだと思いますが、やはり中心視したいのは実績上位のヨーホーレイク。特に不安要素が見当たりません。

最速予想 netkeiba編集部の予想

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netkeibaデスク

予想印
2ラーゴム(3人気)
5タガノカイ(9人気)
3ヨーホーレイク(2人気)
9ランドオブリバティ(1人気)
1ジャンカルド(7人気)
7ショウナンアレス(6人気)
11アランデル(8人気)

netkeiba編集部の見解

※特別登録段階の予想ですので回避馬が含まれるケースがございます。あらかじめご了承ください。

 春を前にして早くもクラシックのステップレースとしての役割も担う伝統の一戦。同週のエルフィンSや翌週の共同通信杯など、3歳限定戦が多く行われる時期ということもあって少頭数となるが、例年有力馬が複数頭参戦してくるので目は離せない。

1.キャリア2戦目は不振

 過去10年で3着以内に入った30頭中、新馬勝ち直後のキャリア2戦目だった馬は2頭だけ。また、1986年以降の勝ち馬で、キャリア2戦目だったのは2018年のサトノフェイバーしかいない。(1997年のヒコーキグモは新馬勝ちからのローテーションだったが、当時は同一開催内なら新馬戦に複数回出走できるルールで、新馬戦を2回走っていた)

2.先行馬有利か

 例年の京都開催では少頭数ゆえのスローペースが通例化しており、後方に構えた馬は脚を余すケースが多かった。今年は中京コースで行われるが、レースの流れ自体はそこまで変わらないとみて、ある程度前に行ける馬を中心視したい。

3.前走で2000m以上を走っていた馬

 コースが改修された2012年3月以降に行われた中京芝2000mの3歳限定戦の成績を、前走の距離別で見てみると、距離延長だった馬は複勝率が15.1%で、前走も2000mだった馬は複勝率22.6%、距離短縮だった馬は複勝率24.5%。勝率は、距離延長だった馬が4.5%で、前走も2000mだった馬は8.2%、距離短縮だった馬は9.3%。距離延長組よりは、前走で2000m以上を走っていた馬が優勢か。

 ラーゴムは新馬戦を制した後、アイビーSと京都2歳Sで2着。ここ2走の惜敗は決め手の差だけであり、強い走りを続けている。一周コースでも左回りでも好走してきているから中京は問題なくこなせるだろう。また、大型のオルフェーヴル産駒であるから、傷んできた馬場にも対応できると見る。

 タガノカイはここも先手を取っていけそう。コース実績もあって頭数の多くない今回、残り目があってもおかしくないだろう。ヨーホーレイクは前走ホープフルSで3着も、GIとしては楽な展開だったので結果を鵜呑みにはできない。馬場の傷んだ中京は恐らく合わず、ここは半信半疑。

 ランドオブリバティは左回り替わりプラスだろう。だが、一周をちゃんと回れるかは未知数。地力は世代でも上位なだけに巻き返してほしいが、ここは紐評価が妥当か。以下、休み明けどうかも成長力あるアランデル、上積みありそうなジャンカルド、距離延長どうかも相手なりに走るショウナンアレス

前半3ハロン理論 小林誠の予想

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小林誠

予想印
3ヨーホーレイク(2人気)
4ダノンジェネラル(4人気)
10ドゥラモンド(5人気)
9ランドオブリバティ(1人気)
1ジャンカルド(7人気)
2ラーゴム(3人気)
11アランデル(8人気)
買い目
券種・買い目 組み合わせ・点数
馬単1着流しマルチ
1着

3

相手

1

2

4

9

10

11

12通り 各300円

3連単1着2着流しマルチ
1着

3

2着

4

相手

1

2

9

10

11

30通り 各100円

3連単1着2着流しマルチ
1着

3

2着

10

相手

1

2

4

9

11

30通り 各100円

小林誠の見解

【素質上位】前走、ホープフルSでその素質の高さを証明してみせた03ヨーホーレイク。さすがはディープインパクト産駒というキレ味の確かさだった。馬格とパワーがあるので、荒れ馬場もこなせそう。中京コースも向きそうだ。相手は、04ダノンジェネラルと10ドゥラモンドの2頭が上位評価組。ここはシンプルに、◎-○▲の馬連・馬単主体での勝負を推奨する。

アグレッシブ予想 藤村和彦の予想

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藤村和彦

予想印
9ランドオブリバティ(1人気)
2ラーゴム(3人気)
10ドゥラモンド(5人気)
11アランデル(8人気)
1ジャンカルド(7人気)
3ヨーホーレイク(2人気)
4ダノンジェネラル(4人気)
買い目
券種・買い目 組み合わせ・点数
馬単1着流しマルチ
1着

9

相手

1

2

3

4

10

11

12通り 各300円

3連単1着2着流しマルチ
1着

9

2着

2

相手

1

3

4

10

11

30通り 各100円

3連単1着2着流しマルチ
1着

9

2着

10

相手

1

2

3

4

11

30通り 各100円

藤村和彦の見解

【小波乱】ランドオブリバティは推進力がある。ラーゴムはスピードを持続できる。距離が延びてドゥラモンドが前進する。

“絶対数感”の持ち主 大石川大二郎の予想

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大石川大二郎

予想印
3ヨーホーレイク(2人気)
9ランドオブリバティ(1人気)
1ジャンカルド(7人気)
11アランデル(8人気)
2ラーゴム(3人気)
4ダノンジェネラル(4人気)
10ドゥラモンド(5人気)
買い目
券種・買い目 組み合わせ・点数
馬単1着流しマルチ
1着

3

相手

1

2

4

9

10

11

12通り 各300円

3連単1着2着流しマルチ
1着

3

2着

9

相手

1

2

4

10

11

30通り 各100円

3連単1着2着流しマルチ
1着

3

2着

1

相手

2

4

9

10

11

30通り 各100円

大石川大二郎の見解

3歳芝2000m戦。いつもの京都芝1800m戦と別物と考えてもいいだろう。同距離コース戦としては直近では1月の若駒Sと同じ。基本は右肩上り重視で◎ヨーホーレイク。距離値99でトップ○ランドオブリバティ。2戦目で跳ねている▲ジャンカルド、☆アランデル。以下、△もアタマ逆転ある僅差戦。

元祖“情報” 田沼亨の予想

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田沼亨

買い目
券種・買い目 組み合わせ・点数
馬単1着流しマルチ
1着

2

相手

1

3

4

7

9

10

12通り 各300円

3連単1着2着流しマルチ
1着

2

2着

3

相手

1

4

7

9

10

30通り 各100円

3連単1着2着流しマルチ
1着

2

2着

10

相手

1

3

4

7

9

30通り 各100円

田沼亨の見解

心身がともに充実してきた2ラーゴムが優勢。自在な脚があり終いの脚は威力がある。次位は3ヨーホーレイクホープフルS3着の末脚は見逃せない。▲は10ドゥラモンドでうまく折り合いがつけば巻き返しは可能。

厳選予想 ウマい馬券