【闘志もある】ベルクレスタは、ヴィクトリアマイルを制したアドマイヤリードの半妹。ステイゴールドからドゥラメンテに父はかわったが、400キロそこそこだった姉より、馬体は数段大きい470キロ前後。CW・坂路の調教タイムも上々。血統馬らしい品格もあるが、闘志も並み以上にある。

　ただ、セリフォスのスピード指数も相当高い。母はG1勝ちこそないが仏5勝、父ダイワメジャー譲りのスピードを備えた栗毛。川田Jが二週にわたって跨り、CW・坂路の数値は本命を上回るほど。しかし距離はマイルくらいまでだろうか。思ったよりスタミナがなく、G前アゴが上がるようなら、代わってプレミアムスマイル。連れてトゥードジボン、ヒルノローザンヌが上位争いに浮上。

社台、ノーザン、追分から有力馬が出揃うレースとなったが、日高勢から◎ヒルノローザンヌに期待する。コメントからして陣営も決め手のあるタイプではないと考えているようで、そこに内枠+和田竜二騎手とくれば位置を取りにいってくれるはず。馬券圏内に割り込めると期待。

【上位拮抗】力強い動きが坂路でも目立っていた6セリフォス。3プレミアムスマイルは反応鋭く切れ味を感じさせる動き。10ベルクレスタは機敏な動き。

【態勢整う】初戦から動けそうな態勢にある、03プレミアムスマイルを本命視。仕上がり早の血統ではないが、稽古での動きは素軽く、出脚がありそうなタイプでもある。先々が楽しそうな素材だけに、ここは期待大。相手は、06セリフォスと10ベルクレスタの2頭を上位に評価した。ひねらず素直に、◎-○▲の馬連・馬単主体で勝負したい一戦である。

【小波乱】ベルクレスタはスピードとパワーを兼備。前向きなセリフォス。ヤマタカフェイスは芝の実戦で力を発揮する。

2歳新馬。芝1600m戦。なかなか粒揃いの新馬戦。完成度としては大外◎ベルクレスタ筆頭。少頭数ながら相手は絞れず。人気薄に抜けてくれればという感じ。