【噂のアイツ】輸送とイレ込みをクリアできれば、ドーブネの連勝十分。千葉トレーニングセール出身、落札価格は約5億。550キロくらいある怪獣かと思っていたが、サイズは464キロ。キリキリとした造りで馬体の精度は高い。

　ただ、パドックの周回は最後方。馬っ気が強く、かなりの暴れん坊将軍。初陣は急かさないよう、意図的にゆっくり出し、3コーナー過ぎ、ひと気合入れると外からスルスル。上り3Fのレースラップは12秒2-11秒5-11秒6(35秒3)、自身のソレは34秒6。洋芝で11秒前半の加速ラップを計測。カッカしないよう調教メニューは5F重点だが、二週に渡り吉田隼Jが手綱を握り、性格の在処を確認している。

　第一本線はジャズブルース。前走の新潟戦は馬場コンディションのアシストも確かにあったが,1000m通過・57秒1-1200m通過・1分8秒7というHペースを踏み外一気。前掛かりの稽古など見ていると、距離に限界はありそうだが、6-7Fならオープンが張れる。

　ファンデルは初陣で新潟1400mを1分22秒6で快勝。二戦目なら軽く1秒は時計が詰まるだろうし、実直で崩れの少ないスピード系。馬場に泣く馬がいるようなら、ジャスティンヴェルにも連下の目が出てくる。

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【実力伯仲】距離短縮で未勝利を鮮やかに勝利した5ジャズブルース。デビューで敗戦を喫した地に戻るだけに、人気集中まではいかないが、その時とは距離も違えば状態も違う。2ジャスティンヴェルは前走は逃げて圧勝も、差す競馬も対応できる感じがする。1ドーブネは初戦は仕掛けてからの伸びが他馬とは違った。

【成長顕著】レース経験を積んで、少しずつパフォーマンスが向上してきた06プラソン。この血統や前走内容ならば距離延長にも対応できるはずで、稽古での動きも良化している印象だ。この相手関係でも通用するとみて、本命に推す。相手は、05ジャズブルースと02ジャスティンヴェルの2頭を上位に評価。少頭数なので、ここは◎-○▲の馬連・馬単主体でいきたい。

【小波乱】ジャズブルースは完成度が高い。ドーブネは素質十分。ファンデルはしぶとい。

2歳オープンの芝1400m戦。初戦キッチリ勝ちきってさらに人気上がりそうなのは○ドーブネ。初戦82は悪くもないが、条件かなり変わる今回は人気の分、軸にはしたくない。同距離89出ている◎ジャズブルースを抜擢。相手に▲カールスモーキー。一発☆ジャスティンヴェル。

スピード能力は高い5ジャズブルースが主力。使い込んでの上積みは大きく能力的に遜色はない。○は2ジャスティンヴェルで実戦を経験しての変わり身は大きくチャンスは十分。