【パンとしてきた】ファルコニアが続伸。全兄のトーセンカンビーナは阪神大賞典2着。弟もスプリングS4着、京都新聞杯3着。クラシックまであと一歩のところに進んだ。ただ、まだまだ体は華奢。神戸新聞杯大敗後は、馬体造りなど見直し。自己条件から再出発をはかり、近二戦は2・1着。腰がパンとしてきたのだろう。前走はダッシュを決めハナを奪い、最速の上がりで好ラップ・好タイム勝ち。逃げればフットワークにブレがない。3勝クラスなら、同じ組み立てで、もう一丁。

　一年以上の長期休養を余儀なくされたが、クリデュクールは芝は[2522]。7歳だが馬体はピッカピカ、阪神で2勝をあげている。スマートリアンは、マイルで大成するのではという見立てだった、しかし清滝特別は重馬場もスイスイ、1800も普通にこなした。資質はオープン、昇級不問。ギアチェンジにタイムラグがあるが、グランスピードももうひとつ上のクラスが目指せる。叩き合いになればコマノウインクル。シングフォーユーの初音S・1分45秒6も連下にリスペクト。

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【順当】出遅れて勝ちきれてない頃を思うと、逃げて勝った前走に確かな成長を感じることが出来る11ファルコニア。能力は重賞級で準OPで格負けしている場合ではない。10グランスピードは前走馬場に足を引っ張られただけで、能力は十分にここでも通用。5シングフォーユーは前走好走で今回試金石。

【素質通用】先行指向は強いが、この頭数ならばそう速い流れにはならないはず。ようやく軌道に乗ってきた感のある、11ファルコニアを本命に推す。ここでも素質は上位のはずで、条件適性の高さもかなりのものだ。相手は、09クリデュクールと05シングフォーユーの2頭を上位に評価。少頭数でもあり、ここは◎-○▲の馬連・馬単主体での勝負を推奨する。

【小波乱】クリデュクールは潜在能力が高い。勢いがあるファルコニア。シフルマンは仕上がり良好。

3勝クラスの芝1800m戦。ハンデ戦。ハンデトップでも前走同距離コース104持つ◎ファルコニアを筆頭にみる。4歳上位で○サンライズオネストと▲スマートリアン。一発に☆コマノウインクル。かなりレベル拮抗しているメンバー。人気薄でも食い込みありそうだ。

久々を叩かれての変わり身は大きい11ファルコニア。阪神は相性が良く自在な脚がありチャンスは十分。対抗は9クリデュクールで阪神は堅実で抜け出しは可能。