【予定調和】クラシックを意識、マイルも走らせたが、
ステラリアは四肢も背中も長い、見るからに中距離馬。10月の京都1800mを1分47秒5の快記録で駈けた時から、春の最後は
オークスだろうとアタリをつけていた。馬体が増えればアッサリ、
オークスも一気に視界に入ってくる。
ただ、
シュレンヌの資質もGI級。半姉はス
ノーフェアリー。ムーアを背に
エリザベス女王杯を連覇。英・愛
オークス、
香港C、
愛チャンピオンSを勝った、正真正銘の世界の女傑だった。5番仔の妹は、サイズは410キロ。お姉ちゃんの名前が出なければ、見逃してしまいそうな小さなディープ牝馬だが、CW・坂路ともに調教は併せ馬で遅れなし。軽く水準以上の時計が出る。
スタートはモッサリ、道中は後方。直線勝負をイメージした騎乗にも思えたが、エンジンがかかると内外から寄れても怯まない。姉と同様、鉄の心臓の持ち主。終わっていれば1分46秒6という好タイムが出た。姉の背中を追って、秋は
エリザベス女王杯出走も十分あり得るかな?。その前にここで、能力の片鱗をチラリ。勝ったら
オークスもありますね。
タガノディアーナは、
つばき賞が1分46秒3・上り33秒6で2着。
チューリップ賞は最速の上りで0秒1差に詰めており、1F延長は体型的にもプラス。
テーオーラフィットの逃げ残り。
ビッグリボン、
ファジェスの一発を要警戒。