【上位二頭は似たもの同士】自己条件なら断然
オヌール。全姉
デゼルは、キャリア一戦で
スイートピーSを32秒5という出色の上りで一閃した切れ者。妹はひと回りサイズは小振り。だが三走前のアルメリア賞では上り32秒7という、姉に負けず劣らずの末脚を駆使。
フローラSは勝てば儲けもの?強行軍を承知で
オークスの切符を狙いに行ったが、404キロに減っては動けない。GIIの
ローズSも、自分で動いて行って勝つだけの体力がまだない。スローペースにも手を焼いたが、2勝クラスなら直線勝負で間に合う。中間3本、しっかり追い切り時計も出せた。
ヴェローチェオロは
京都新聞杯5着。体重は大きく変わっていないが、使い詰めだった春より体は尖っていない。こちらも自己条件、父は
ゴールドシップ、阪神2200mはよく似合う。上位とは少し力に開きがあるように思うが、三番手は
アルテラローザの差し込み。次いで
ナオミラフィネ、
ポールトゥウィンの粘り込み。
ハギノアップロードを3着要員に配置。