【11秒台連発】3歳馬
リッケンバッカーが、近い将来の重賞マイル制覇に向け一歩を踏み出す。春は
アーリントンC2着、HNKマイルCは最速の上りで4着入線。
ラジオNIKKEI賞は9着で終えたが、目指す舞台はマイル。夏を充電と成長期間にあて、二週に渡り坂路11秒9を連発。テッポウ勝ちに備え下地造りに努めてきた。
対抗は
ヴァトレニ。札幌1500mを無類の強さで連勝し中央場所に戻ってきたが、3勝クラスは除外ラッシュ、加えて適した番組がない。見切り発車で
レインボーSを走らせたものの、コーナー4つの中山1800mはなし崩しに脚を使わされ伸びひと息の6着。ただ、改めて、ワンターンのマイルがベストとわかった。今回は除外もなくスムーズにゲートイン、体調もいい。まだビュンという加速はできないが、
エアファンディタは左回りの長岡Sを、苦しみながら2着と対応できた。鞍上にルメールJを据え、阪神マイルで前進。長岡S3着の
ロードシャムロックも前回で現級に目途が立った。
ノルカソルカの、けれんのない逃げ。
ワールドバローズも折り合いなど新境地を開拓中。