今回騎乗している騎手のうち、小倉ダート1700mの成績が良いのは藤岡康、浜中、吉田隼の3騎手。ただし吉田隼騎手については回収率は低めで、人気の馬を持ってきてはいるものの穴は出していないという感じだ。他ではまだ騎乗数が少ないが団野騎手の複勝率が高い(34騎乗で44.1%)。
小倉ダート1700mはクラスに関わらず位置は取れたほうがよいコースなので、騎手がよくても馬が位置をとれないのでは軸にしづらい。名前を挙げた騎手と今回の騎乗馬を照らし合わせて、◎
スコルピウスから入ることにした。
1勝クラスを勝ちあがるのに実に13戦を要したが、相手なりに走る馬は昇級しても相手なりに走ることがある。セン馬にされた馬のわりには大崩れが少ないし、脚質の自在性もある。逃げも先行も差しも捲りも全部やっている馬で、好位を取れなかったら即終了というわけではないのも魅力だ。