【味わい出る】ブランデーロックが短距離の差し馬として着々と熟成。所属は小桧山厩舎、あちこちの競馬場、距離もいろいろ試す。東京7Fにも対応が効くが、前走の函館6Fは離れた後方から0秒2差の2着に急追。仕掛けどころを武豊Jも手の内に入れた。

　対抗はマイネルチューダ。前走は3番人気を意識しすぎたか。前のめりの競馬で末を甘くしたが、減量騎手を配し今一度加速勝負を試みる。一角崩しはラヴォルタ。ブランクは長かったが、東京マイルを新馬勝ち。前走は逃げて2着したが、この距離は好位差しでもいい。ヒルノローザンヌは今日はモマれにくい外枠を引いた。ムラはあるがグレイトミッションの決め手。ホウオウエンジェル、ホワイトターフ以下、連下は横一線。

　◎ラヴォルタの前走は人気馬に走られてしまったぶん2着だったが、1200mへの適性は示せた。今回は楽な逃げも期待できるメンバー。

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【混戦模様】未勝利戦を勝って、間隔を取ってきた2ミズノコキュウ。安定した先行力は昇級しても通用する。14ヒルノローザンヌは進路が開けば真っすぐに伸びて来る。15マイネルチューダは前走はチグハグな競馬。いま一度見直したい。

滞在競馬向きで洋芝への適性は高い11ラヴォルタが主力。うまく好位で運べればチャンス。対抗は14ヒルノローザンヌで展開が向けば差はない。