【力量拮抗】ボスジラは札幌2600mは[2200]。毛色は芦毛、夏の北海道は別馬のように闊達に動く。6歳にはなったが、前走のメトロポリタンSは最速の上りでハナ差の3着に食い込み健在ぶりは示した。叩き良化型ではあるが、7月3日から時計を出しはじめ、得意なここに向け入念に乗り込んできた。

　逆転があればベスビアナイト。昨年9月の九十九里特別は、馬場や展開にも恵まれたが、中山2500mを有馬記念と同レベルの2分31秒9にはびっくり。松籟Sで勝利しOP入り、根気よく育てていけば長丁場重賞の良質なバイプレイヤーになる。追い出しのタイミングをジックリとってやる必要があるが、ハーツイストワールもまだ伸びしろを残している。叩き合いになればディバインフォースの決め手。連れてゴールドギア、テンカハルなど、小波乱あり。

　◎ゴールドギアの横山和生騎手は2019年以降ローカル芝2600mで複勝率36.8%。これは今回のメンバーだと武豊騎手に次ぐ2位。展開に注文のつく出遅れ癖のある馬で1番枠と条件は良くないが、ハマったときはアタマまである。

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【混戦模様】展開に注文は付くが、洋芝で少頭数の競馬は合っている1ゴールドギア。ラストはしっかり伸びる。4ベスビアナイトはスタミナ豊富で積極的な競馬が出来る強み。10ボスジラは札幌芝で連対率100%。

放牧効果で中身が充実してきた10ボスジラが優勢。札幌は4戦2勝2着2回とパーフェクト。スタミナも豊富ならチャンス。次位は2ハーツイストワールで末脚は堅実で能力は互角。▲は4ベスビアナイトで洋芝の適性は十分で変わり身はある。