【こじ開ける】
シゲルファンノユメは、タフかつ1200mは堅実。初勝利は福島1200m、2着を0秒5とチギる圧勝劇を演じた。中山1200mの
カンナSは最速の上りで2着急追、1分8秒9というタイムも悪くない。
京王杯2歳Sは、立ち遅れ、左回り、距離延長が重なり11着に沈没したが、場所を中山に移し
黒松賞は3着。窮屈な競馬になったが最後は馬群をこじ開けてきた。中間南DWで長め6F追いを2本消化、横山武Jも感触を確かめている。
当面の敵は
黒松賞2着の
ジョーブリッランテ。間に
中京2歳Sを挟んだが、直前しっかり攻めができている。単穴は
ピンクセイラー。前半3Fを33秒7で突っ込んでいき、終い2Fも余力を残し11秒8-12秒1で新馬をまとめた。仕上がりの早いタイプとはいえ、時計は0秒5程度は詰まる。
アイムファインは、
黒松賞はゲートに神経を使い構えが少し慎重になってしまった。上り重点ながら坂路1F・11秒8も出した。
走破タイムに説得力はないが、
オレタチハツヨイの新馬戦の強襲劇鮮やか。
リトスは中間馬体を維持できている。