【スピード指数は高い】
ローシャムパークのスピード値は重賞級。三代母は
エアグルーヴ、母系の配合は
サンデーサイレンス×
キングカメハメハ。ここに
ハービンジャーを追加、皮膚の薄い488キロの美男子が誕生した。
夏の新潟デビュー、初戦は2着。続戦の東京は1分59秒3で2着。勝ち上がりはきっかけひとつだろうと思っていたが、パドックでは最後尾を周回。どこか尖ったころがあるのだろう。前走は機嫌を損ねないよう馬の気に任せ、向こう正面スルスルと先団へ。道中少し無理はしたものの、上り3F・11秒4-11秒5-12秒0(34秒9)という脚を残していた。2着とは4馬身差、馬場コンディションは異なるものの1分47秒3は同日の
共同通信杯よりも速かった。右回りでも前走同様逃げれば、ルメールJなら、コーナー4つの小回りをストロングポイントにかえられる。
対抗は
エンギダルマ。正直まだ馬体は水っぽい。現状重賞はまだ荷が重いかなと思っていたが、GII・
スプリングSで4着と見せ場を作った。時計レベル云々は考えなくてはいけないところだが、1勝クラスなら普通に好勝負でいい。
サンストックトンも、重賞のパドックではモノ足りなさを感じるが、自己条件なら持ち時計と存在感が大きく違ってくる。
ルークスヘリオスも1勝クラスの前走3着。
レッドランメルト、
ミッキーブンブンなど連下は拮抗。