【伏兵注意】オジュウチョウサンは中山大障害を復活V。前走3着も2キロ差で0秒3差なら評価してよく得意の舞台で王者の走りを期待。ケンホファヴァルトは昨年の同レースで◎に先着の2着。久々も乗り込み入念で態勢整い勝機も十分。中山大障害で◎に続いたブラゾンダムールも状態前走以上で争覇圏。ビレッジイーグルも好調キープで侮れず、マイサンシャインやマイネルレオーネなどにも注意したい。

【構想通り】オジュウチョウサンが中山GJ、6勝目の偉業に挑む。歴史的ジャンパー、絶対王者も明けて11歳。障害ホースは平地競走馬より年齢制限が小さいが、この一年は脚元がモヤモヤ。持ち前の闘志や負けん気が影を潜め、勝ち星が遠ざかった。

　しかし二走前の中山大障害は、前進気勢とフォームを最後まで保ち4角先頭で振り切った。以前のように出たとこ勝ちは厳しくなり、阪神SJをステップレースとしなければならなかったが、飛越自体に課題はなく、少しの上積みと闘志を加えれば同レースV6が見えてくる。

　強敵はケンホファヴァルト。大障害2着、グランドJ2着。京都ジャンプSは、長期ブランク明け、骨折明けながら、二枚腰を使い先行勝ち。ジャンパーとしての才能を改めて感じさせた。ブラゾンダムールは大障害2着、オジュウの背中が0秒5差に迫った。

　ペガサスJSを逃げ切ったビレッジイーグル。マイネルレオーネもここが本番。マイサンシャインも差はあまりない。

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【差し注意】7オジュウチョウサンは今回の顔ぶれなら好位付けの形が取れそうで、地力を信頼してよさそう。1ブラゾンダムールは最近2戦の内容ならば、ここでも注目できそうだ。6ケンホファヴァルトは長休明けでも昨年2着の実績を評価して3番手にマーク。善戦傾向がある3マイサンシャインにもマークしておく。差し脚がある2マイネルレオーネにも要注意。

【小波乱】ケンホファヴァルトは地力十分。マイサンシャインは体力がアップ。マイネルレオーネはしぶとい。

JGI中山グランドJ。距離4250mと中山大障害より長い距離戦。かつてこのレース5連勝していた▲オジュウチョウサンも昨年は5着だった。ただそのときの上位は○ケンホファヴァルトしかいない。となればどちらも人気にはなるだろう。だが期待したいのはまだ若い◎ブラゾンダムールの前進。さらにまだ5歳☆ビレッジイーグルの一発。

久々を叩いた効果は大きい1ブランダムールが優勢。飛越センスが良くロスなく回ってくれば勝機。次位は7オジュウチョウサンで能力、実勢は上位でチャンスは十分。▲は6ケンホファヴァルトで引き続き好調子をキープしているなら互角。