【血統よし】コスタボニータの姉イチオクノホシは、阪神牝馬S2着、クイーンC2着。勝ち星は2つだったが残像の濃いスピード馬だった。兄姉もコンスタントに1-3勝をあげており、イスラボニータ産駒の本馬は阪神マイルの新馬を1分34秒8・上り33秒4で2着。ひと息入ったが、追い切りタイムなど見ても将来性の高さが伝わってくる。第一本線はマヒナライズ。新馬戦は大外、2着に競り負けたものの、勝った相手もOPを狙える血統馬だった。ホートンプレインズも、7Fから降ろしたが、デビュー戦の上りは33秒6。血統的にも距離延長はOK。キャリアと好枠を活かし、アンジェリーナのひと差し。ブルーグラス、ベルシャンテ、ヴァルサーガを2-3着に配置。

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【実力伯仲】前走、良血馬相手に僅差まで追い詰めた6コスタボニータ。能力は高い。9マヒナライズは長く脚を使えるタイプで大崩れは少ない。2アンジェリーナは横山典騎手が乗り続けているだけでも価値がある。

【前進期待】2着に敗れたとはいえ、09マヒナライズがデビュー戦でみせた内容は高く評価できるもの。レースを経験しての上積みは確実で、今度も前々でうまく流れに乗って、高確率で勝ち負けに持ち込めることだろう。相手は、06コスタボニータと08ベルシャンテの2頭を上位に評価。けっこう堅そうなので、ここは◎-○▲の馬連・馬単主体で勝負したい。

【小波乱】ブルーグラスは心身ともに成長している。立ち回りがうまいアンジェリーナ。積極策でニホンピロポートが踏ん張る。

3歳未勝利の芝1600m戦。牝馬限定。前走同距離コースでの基準としては80出ている▲アンジェリーナ。ただこれも数戦かけてでた数値。初戦同距離で86出ている◎コスタボニータのほうが魅力あり。さらに同コース86○ホートンプレインズ。次点に続くのが☆ベルシャンテと△ブルーグラス。初戦同距離コース65△マヒナライズも2戦目で上げられれば。