【調教も進化】
エイカイマッケンロが続伸。父は
ロードカナロア、しかし体型は明らかな中距離型。中京の10Fを勝ち、東京10Fの
フリージア賞では上り33秒7を駆使し2着突入をはたした。
若葉S10着で春を切り上げたが、6月の1勝クラスの東京10Fが1分58秒5 2着(相手が強すぎた)。新潟の11Fを危なげなく勝ち上がり、中間CWで3F・35秒7-11秒7を楽々計測。昇級、中京の坂もアッサリ突破できる。対抗は
アーティット。腰や背中など緩さがあり、ひとつゝ弱点強化をはかってきたが、前走の小倉10Fの逃げ切りVで、現状の戦い方にヒントを得た。調教パートナー、そして全体時計も、一歩前進が見える。単穴は
インプレス。母は欧州4勝、G3 2勝。父
キズナに骨格や毛色がよく似ているなぁ。戦績は[2101]。
エリカ賞は11着に埋没したが、前回の
アザレア賞は前半1000mは64秒0の超スロー。向こう正面でスルスルと二番手に進出、ヨーイドンの瞬発力勝負に備えたものの、直線内外から挟まれ、一旦は3番手に沈没。しかし11秒3-11秒1-11秒6(34秒0)というラップで、ゴール前3頭併せの真ん中からグイともうひと伸び。レース運びは不器用だが、成長期間を設け調教タイムにも確変の気配あり。
キズナ産駒は雨と台風にも強い。
ハーランズハーツも上位争い必至。得意とする小倉を今年は一回しか使えなかったが、
高千穂特別は最速の上りで1分58秒8(2着)。坂コースは時折、あれあれという事態も起こるが、430キロの前走が適性体重だとわかった。
タガノカイは二走前・当コースを2分11秒9で2着。この番組のレース内容が近走では最も濃い。
レベランス、
エンドロールも連下圏内。