11R

チューリップ賞

15:35発走 / 芝1600m (右 外 A) / 天候:晴 / 馬場:良
1回 阪神 7日目 サラ系3歳 オープン       (国際) 牝(指) 馬齢 15頭
本賞金:5200,2100,1300,780,520万円
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ラップ理論を駆使 丹下日出夫の予想

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丹下日出夫

買い目
券種・買い目 組み合わせ・点数
馬単1着流しマルチ
1着

6

相手

3

8

9

10

11

14

12通り 各300円

3連単1着2着流しマルチ
1着

6

2着

3

相手

8

9

10

11

14

30通り 各100円

3連単1着2着流しマルチ
1着

6

2着

11

相手

3

8

9

10

14

30通り 各100円

丹下日出夫の見解

【体と切れ戻る】ナミュールの才能にこだわる。牝系の大本はキョウエイマーチ、近親マルシュロレーヌはBCディスタフを制圧した。ハービンジャー産駒ながら、母系のスピードを満載した切れ者マイラー。中京・芝マイルの新馬戦は推定11秒9-10秒8-10秒6(33秒3)という超速ラップを計測。二戦目の赤松賞は、後半5Fはすべて11秒台。上り3F・11秒0-11秒4-11秒7(34秒1)のレースラップを1秒1も上回る、33秒0で直強襲を決めた。時計の速いCコースとはいえ、1分33秒8という走破タイムは、GIII・アルテミスSより0秒2速く、記録の精度は明らかに上。

 阪神JFは中二週、430キロ(-10キロ)に馬体細化。元々発馬はあまり上手ではないが、腰回りの筋肉が落ち踏ん張りが効かず、17番枠で派手な出遅れ。道中は最後方で我慢、荒れたインに進めるしか路がなかったが、着差は0秒2。馬体が戻り、スタートに気をつけさえすれば巻き返しは当然。最終追い切りは終い重点ながら手綱を緩めると矢のような伸び。横山武Jも特性と才能を感じとった。

 対抗はサークルオブライフ。母は芝1200-1400mで3勝、平坦向きの栗毛のスピード馬だったが、エピファネイアを配合、478キロのズシリと重量感のある、度胸も据わった黒っぽい鹿毛馬が誕生。新馬戦はイクイノックス(後に東スポ杯圧勝)の3着に敗れたが、中山マイルの未勝利をひとマクり、アルテミスSは直一気。

 阪神JFは長距離輸送も余裕のよっちゃん。テンの2Fめに10秒4という高速ラップが登場したかと思えば12秒6に落ちたりする、アップダウンの激しいミドルにも、先行勢のアタフタ劇をよそにじっくり後方待機。上り3Fのレースラップは12秒1-10秒9-11秒8(34秒8)。正味2Fの瞬発力勝負となったが、レースの上りを0秒9上回る33秒9の伸びやかな末脚を披露。着差は半馬身ながら、力でねじ伏せる完勝だった。度胸も体力もあり、ハードな調教メニューも存分なく消化。トライアルだから云々という課題や弱点もない。

 まとめて負かせばルージュスティリア。母は北米7勝(GI・メイトリーアークS、サンタバルバラH、サンタアナH勝ち)。新潟・芝1800mの新馬戦は466キロで登場したが、数字以上に馬体は長く、いわゆる短背胴長。スタートはロケット、しかし1000m通過は65秒9、歩いているような超スロー。折り合いに四苦八苦というワケではないが、構想より窮屈な道中となったが、他とは脚力が違うのだろう。直線入り口ではもう先頭。予定より追い出しが早くなってしまったが、上り3Fは推定11秒1-10秒4-11秒2(32秒7)。新潟外回りは残り2F地点で、ちょっとした素材の馬なら10秒台が出せるが、そのラップが速ければ速いほど能力が高く、10秒4という数値は文句なしのS級。まだキャリアは一戦、体型や走法は桜花賞というよりオークス向き。距離短縮、重賞マイルの流れにどう対応するか、課題は山ほどあるが、CWを11秒フラットで駈けるド迫力の調教等、あのシーザリオを彷彿させるスケールの持ち主。既成の勢力図を一気に塗りかえる可能性を秘めている。

 ステルナティーアも、馬体が戻り本領発揮。全兄はGIマイラー・ステルヴィオ、新潟マイルの新馬戦はラスト3F・11秒5-10秒5-11秒3(33秒3)という高速レースラップを32秒7で一閃。サウジアラビアRCは0秒1差遅れをとったが、東京の坂でもラスト2Fめに10秒9というHラップを含む33秒4の瞬発力を計上した。阪神JFは10キロ減、密集馬群の中で前に乗っかかり躓き、バランスを崩してしまった。脚元の状態を確認しながらの苦しい競馬となり、7着に伸びあぐねたが、身体さえ戻れば平常心で進め、天性の切れも戻る。

 ウォーターナビレラは、阪神JFは勝ちに行っての3着。強靭な心臓と体力を持ち、緩急自在のレース運びが可能。青鹿毛の肌艶はなんともたとえようのない輝きがあり威圧感が漂っている。

 ラリュエルはつい先日サウジの重賞レースで大暴れしたステイフーリッシュの妹。まだパドックで尾っぽを振ったり、この一族独特の気難しさも遺伝しているが、あの体の造りと精神状態でも、クイーンCは内からスルスル一閃見せ場を作った。今度は地元関西、身体もふっくら見せ上積みも期待できる。

至高の頭脳 須田鷹雄の予想

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須田鷹雄

買い目
券種・買い目 組み合わせ・点数
3連単フォーメーション
1着

3

2着

6

9

相手

6

7

8

9

11

8通り 各500円
3連単フォーメーション
1着

6

9

2着

3

相手

6

7

8

9

11

8通り 各500円
3連単フォーメーション
1着

3

2着

6

9

相手

6

9

2通り 各500円
3連単フォーメーション
1着

6

9

2着

3

相手

6

9

2通り 各500円

須田鷹雄の見解

 過去10年のチューリップ賞では、前走阪神JF組が[8-2-6-10]と馬券に絡んだ馬の半分以上を占めている。間に1走以上挟んだ馬は[0-1-0-2]で、2着したマウレアは阪神JFの3着馬だった。

 ここでは前走阪神JF組だけを対象にするが、阪神JF優勝馬は[3-0-2-1]、2着馬は[3-0-3-1]、3着馬が[1-1-0-1]。合算で[7-1-5-3]の複勝率81.3%。ただでさえ阪神JF好走馬がここでも強いのに、今年のように該当馬が複数いるとそこを避けた馬券は組めない。

 ちなみに、前走阪神JF1-3着馬の中でもそこで上がり1、2位だった馬は[4-1-4-0]で1頭もチューリップ賞4着以下になっていない。今年は阪神JF優勝のサークルオブライフが当時上がり2位。上がり最速だったナミュールは当時4着。となると、素直に◎サークルオブライフでいくしかない。ひねるとしたら桜花賞におけるチューリップ賞組の扱いで(桜花賞ではチューリップ賞惜敗組が好走することが多い)、ここは無理をする場面ではないと考える。

徹底データ分析 コンピューター予想の予想

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コンピューター予想

予想印
2ジャマン(7人気)
6ナミュール(1人気)
3サークルオブライフ(2人気)
9ウォーターナビレラ(3人気)
買い目
券種・買い目 組み合わせ・点数
馬単BOX

2

3

6

9

12通り 各400円

3連単BOX

2

3

6

9

24通り 各200円

コンピューター予想の見解

各馬の上昇度・脚質・騎手・調教師・血統データを「先週最も儲かった」設定で解析。導き出された4頭の馬単・3連単ボックスで勝負!

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高配当もズバリ! netkeiba関西本紙の予想

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netkeiba関西本紙

買い目
券種・買い目 組み合わせ・点数
馬単1着流しマルチ
1着

6

相手

2

3

4

8

9

10

12通り 各300円

3連単1着2着流しマルチ
1着

6

2着

3

相手

2

4

8

9

10

30通り 各100円

3連単1着2着流しマルチ
1着

6

2着

10

相手

2

3

4

8

9

30通り 各100円

netkeiba関西本紙の見解

【上位拮抗】前走の阪神JFは出遅れて、直線伸びない内側を走ったことに敗因が求められる6ナミュール。ここは良い意味で力を抜いてレースができる。3サークルオブライフは前走勝ち切ったのは大きい。目標先でも。10ラリュエルは前走だけで見限れない。

元騎手ならではの視点、展開重視 鈴木麻優の予想

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鈴木麻優

鈴木麻優の見解

※2/27時点での想定に基づいた予想になっておりますので、回避馬が含まれるケースがございます。あらかじめご了承ください。

 桜花賞と同じ舞台で行われるトライアル戦。阪神芝1600mはスタートしてからの距離が長く、とりたい位置が取りやすい。ゆったりとした流れになりやすいので最後の直線での瞬発力勝負になりやすいコースです。

 本命視しているのは、サークルオブライフです。新馬戦では、直線に向いてから早めに追い出されて、馬場の悪い内側を走りながらも差のない競馬。2戦目は、出遅れながら終い最速の脚で差し切りました。前々走のアルテミスSでは実戦3戦目でレース慣れが見込め、かみ合った印象です。前走はGI戦で勝ち切る力を見せてくれたのでここをステップにクラシック戦まで注目しています。

競馬記者の決断 鈴木正の予想

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鈴木正

鈴木正の見解

※2/27時点での想定に基づいた予想になっておりますので、回避馬が含まれるケースがございます。あらかじめご了承ください。

 阪神JFが完勝だったサークルオブライフに逆らえない。最初は粗削りなイメージを抱いていたが、前走あたりは自分のペースを守りつつ、最後にいい脚を使うという洗練された競馬を披露。ここを勝つようなら桜花賞で死角がなくなる。ナミュールは阪神JFで痛恨の出遅れ。馬体が思ったより減っていた点も気になった。改めて期待。ステルナティーアも同じ。体調万全なら面白い。ウォーターナビレラも1度の敗戦では見限れない。

魅せるデータ力 伊吹雅也の予想

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伊吹雅也

伊吹雅也の見解

※2/27時点での想定に基づいた予想になっておりますので、回避馬が含まれるケースがございます。あらかじめご了承ください。

 臨戦過程を素直に評価した方が良さそう。「前走の距離が1500-1600m以外だった馬」は2015年以降[1-0-0-29]、「前走の上がり3ハロンタイム順位が4位以下だった馬」は2015年以降[2-1-0-38]と、それぞれ期待を裏切りがちでした。

 また「“JRA、かつオープンクラスのレース”において4着以内となった経験がない、かつ出走数が3戦以上の馬」は2015年以降[0-0-0-38]。実績馬とキャリアが極端に浅い馬を重視すべきでしょう。

 オッズ次第では面白そうな伏兵も何頭かいますが、サークルオブライフナミュールあたりを嫌う必要はなさそうです。

最速予想 netkeiba編集部の予想

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netkeibaデスク

netkeiba編集部の見解

※特別登録段階の予想ですので回避馬が含まれるケースがございます。あらかじめご了承ください。

 本番の桜花賞と同舞台で行われる一戦。過去10年に桜花賞で3着以内になった30頭中18頭はチューリップ賞からの臨戦であり、前哨戦としての重要度は非常に高い。

1.阪神JF組強し

 過去10年で、前走が阪神JFだった馬は[8-2-6-10]で複勝率61.5%と圧倒的。5着以内だった馬に限定すると[8-1-5-5]で複勝率73.7%にも上る。能力やコース経験に加えて、間隔の余裕も好成績につながっているものと考えられる。

2.キレ味が要求される

 一昨年の勝ち馬マルターズディオサは2番手からの押し切りながら上がり3ハロンは33秒9をマーク。19年も上がり34秒0以下の馬が上位を独占し、18年はラッキーライラックが上がり33秒3で勝利した。稍重で行われた昨年を除けば、近年は34秒0以下の上がりが要求される傾向。

3.前走の4角位置に注目

 過去10年、前走で4角先頭の競馬をしていた馬は[0-0-1-5]。唯一3着以内に入ったのは、20年1番人気で3着のレシステンシアだけだ。また、4角2から5番手も[3-3-3-55]で複勝率14.1%にとどまる。対して、前走で4角7番手以下だった馬は[8-5-6-38]で複勝率33.3%、前走10番手以下に絞っても[4-2-5-19]で複勝率36.7%。

 ナミュールは前走の阪神JFで大きく出遅れて万事休す。それでも、荒れた内を通りながら最速の上がり33秒6で4着まで追い上げ負けて強しの走りを見せた。ゲートは課題として残るが、速い上がり勝負は歓迎であり巻き返しを期待したい。

 サークルオブライフは前走・前々走が狙いどころであり今回は過剰人気。大崩れはないとしても堅軸とまでは言えない存在。

 阪神JF組以外では、サウンドビバーチェが面白そう。デビューから20kg近く増えているように、昨年夏を越えてから確かに成長。阪神マイルも合う。

 ウォーターナビレラもスピード上位で大崩れはなさそう。キレ味で見劣る可能性がある分評価を落とした形。以下、前走の末脚に見どころがあったシークルーズ、阪神JFは不完全燃焼に終わったステルナティーア

前半3ハロン理論 小林誠の予想

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小林誠

買い目
券種・買い目 組み合わせ・点数
馬単1着流しマルチ
1着

6

相手

2

3

8

9

10

14

12通り 各300円

3連単1着2着流しマルチ
1着

6

2着

9

相手

2

3

8

10

14

30通り 各100円

3連単1着2着流しマルチ
1着

6

2着

8

相手

2

3

9

10

14

30通り 各100円

小林誠の見解

【巻き返す】まるで、桜花賞本番のような豪華メンバー。本命は06ナミュールで、前走の阪神JFでは道中スムーズさを欠いて4着に終わるも、末脚の鋭さは目を見張るものだった。立て直されての一戦となるが仕上がりは万全で、巻き返しを期待する。相手は、09ウォーターナビレラと08サウンドビバーチェの2頭を上位に評価。◎-○▲の組み合わせから流す3連複・3連単主体で勝負したい。

アグレッシブ予想 藤村和彦の予想

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藤村和彦

買い目
券種・買い目 組み合わせ・点数
馬単1着流しマルチ
1着

11

相手

2

3

6

9

10

14

12通り 各300円

3連単1着2着流しマルチ
1着

11

2着

10

相手

2

3

6

9

14

30通り 各100円

3連単1着2着流しマルチ
1着

11

2着

6

相手

2

3

9

10

14

30通り 各100円

藤村和彦の見解

【小波乱】ルージュスティリアは素質十分。立ち回りがうまいラリュエルナミュールは追われてしっかりしている。

“絶対数感”の持ち主 大石川大二郎の予想

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大石川大二郎

買い目
券種・買い目 組み合わせ・点数
馬単1着流しマルチ
1着

6

相手

2

3

9

11

14

15

12通り 各300円

3連単1着2着流しマルチ
1着

6

2着

3

相手

2

9

11

14

15

30通り 各100円

3連単1着2着流しマルチ
1着

6

2着

9

相手

2

3

11

14

15

30通り 各100円

大石川大二郎の見解

GIIチューリップ賞。芝1600m戦。3歳牝馬限定。前走同距離コースの阪神JF組の数字としては90台後半でほぼ僅差。これが桜花賞前のトライアルでどれだけ伸ばすのかの一戦。まあ狙うならば◎ナミュール。相手に○サークルオブライフと▲ウォーターナビレラ。一発に平均値トップ☆ジャマン

元祖“情報” 田沼亨の予想

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田沼亨

買い目
券種・買い目 組み合わせ・点数
馬単1着流しマルチ
1着

6

相手

3

9

10

11

12

14

12通り 各300円

3連単1着2着流しマルチ
1着

6

2着

3

相手

9

10

11

12

14

30通り 各100円

3連単1着2着流しマルチ
1着

6

2着

9

相手

3

10

11

12

14

30通り 各100円

田沼亨の見解

阪神JFは致命的な出遅れで4着に敗退した6ナミュールが優勢。心身がともに充実。好機に仕掛ければ差し切れる。次位は3サークルオブライフで阪神JFの覇者で潜在能力の高さからチャンス。▲は9ウォーターナビレラで先行力があり自在な脚は魅力。

厳選予想 ウマい馬券