【2着争い】トップハンデの57キロでも、プログノーシスは楽勝まである。明け3歳・3月デビュー、キャリア二戦で毎日杯にアタック。1分44秒2の日本レコード決着に遅れること0秒3差、3着に食い込んだ大器。1勝クラスのマイルを1分32秒9、2勝クラスの9Fは1分45秒3(上りは32秒8)。ひとクラス上の時計数値はもちろん。いずれも後続に0秒5差の大楽勝だった。摩耗のないよう大事に成長を待ち、久々ながらデキは万全です。大勢は2着争い。

　二の筆頭はリフレーミング。着差はわずかだが前走は33秒4の脚を使った。ナリタブレードの前走の勝ちっぷり、決め手もなかなかのもの。ロスなくタイトに攻めればオールザワールド。リノキアナ、ヒルノダカールも連下なら。

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【相手探し】唯一負けたのが3走前の毎日杯。その時の勝ち馬が昨年のダービー馬で、僅差の競馬をしていた9プログノーシスにとっては、ここはあくまで通過点。8オールザワールドはようやく2勝クラスを勝ったが相手なりに走るタイプで昇級は気にならない。2リフレーミングも勢いを感じる。

【上昇顕著】久々だった前走を好内容で勝ち上がった、06ヒルノダカールに連勝を期待する。この頭数ならば流れは落ち着きそうで、展開利は十分。ひと叩きされての上積みは確実で、稽古での動きはさらに良化している。相手は、02リフレーミングと08オールザワールドの2頭を上位に評価。◎-○▲の組み合わせから流す3連複・3連単主体で、チョイ荒れを狙いたい。

【小波乱】プログノーシスは力量上位。追い比べでラインハイトが前進。オールザワールドは力をつけている。

3勝クラスの芝2000m戦。ハンデ戦。上下差は6キロとけっこう大きい。これは指数圧倒なのは○プログノーシス。初の57キロで出遅れクセのある馬が追いこめるかどうかだけ。だがこれがあまりに人気になるのならば、前走同距離コース94から3キロ恩恵ある◎オールザワールドに期待してみる。次点で▲ヒルノダカール。一発☆リノキアナ。

休養明けになるが自己条件なら能力で勝る9プログノーシスが主力。他力本願な面はあるが好機に仕掛ければ差し切れる。対抗は8オールザワールドで状態は上向きで相性がいい舞台でチャンス。