【風景一変】夏は3歳馬の飛躍の場、ラリュエルの資質開花を見てみたい。母はクイーンS3着、半兄ステイフーリッシュは京都新聞杯勝ち。ディープインパクト産駒の妹は、438キロで登場、四肢は細め、なのにお腹はポッチャリ。兄姉と体型や勝負根性など共通項多く、デビュー戦は1000m通過は60秒5。11秒7-11秒0-12秒0(3Fは34秒7)というレースラップを、34秒4でイン強襲に成功。

　1分47秒3という走破タイムは、9Rの再度山特別(古馬2勝クラス)と、わずか0秒2差だった。馬体も細くなり重賞戦線では善戦止まりに終わったが、牝馬限定、1勝クラス。体力を温存できる現地競馬なら一変は当然だろう。

　本線はエーデルブルーメ、小倉戦績も含め[1-3-1-1]という3歳馬です。三番手は前走・当コース1分59秒0のエピプランセスの経験則。プレミアスコアも小差、前走を見ると2200mは1Fが微妙に長い。エグランタイン、カツコの上積み注。

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【三つ巴戦】デビュー戦以来勝てていない4ラリュエルだが、この2戦強豪に揉まれた経験が活きそう。6エーデルブルーメは小倉で2連対。相手なりに走るタイプで、このクラスでも力量上位。7エピプランセスは単騎逃げ濃厚。

【連勝期待】前走、好内容で未勝利を勝ち上がった07エピプランセスの連勝を期待する。コース適性を証明しているのは大きなプラスで、滞在しての連闘も体調がいいからこそ。展開利もありそうな組み合わせである。相手は、06エーデルブルーメと04ラリュエルの2頭を上位に評価。大きな紛れがなさそうなここは、シンプルに◎-○▲の馬連・馬単主体で勝負したい。

【小波乱】プレミアスコアは長くいい脚を使うことができる。力をつけているエピプランセス。堅実なエーデルブルーメが続く。

1勝クラスの芝2000m戦。牝馬限定。高数値ゾロゾロ。少頭数ながらなかなか良いメンバー。どれを軸にするかの勝負。平均値トップ◎ラリュエル。相手に前走値で筆頭になっている○エーデルブルーメ。同距離コース89▲エピプランセス。一発☆プレミアスコア。

心身が充実してきた4ラリュエルが主力。小回りは歓迎で好機に仕掛ければ抜け出せる。○は6エーデルブルーメで能力は上位でチャンス。